2026年8月3日(月)

監視システム事業買収 –日本精工–

コト売りを強化

 日本精工は12月10日、英スペクトリス社から状態監視システム事業を買収したと発表した。買収額は約211億円。日本精工の産業機器や風力発電、軸受けなどの製品に、状態監視システムを組みこむことで、予防保全などのコト売り事業の強化につなげる。

 買収した英スペクトリス社の状態監視システム事業は傘下のブリュエル・ケアー・バイブロ社(BKV社)を中心に構成。BKV社は1942年の創業で、北海油田リグの常時監視を手掛ける老舗。売上高は約65億円で、センサなど機器に加え、豊富なデータ量とその解析技術が強みだ。また、風力発電での状態
監視の実績を豊富に持つ。

 日本精工は19年に発表した中期経営計画で、状態監視事業を成長のドライバと位置付け、機器の販売にとどまらず、故障診断や余寿命診断などコト売りに事業を広げてきた。

 今回の買収でそれを加速させる。BKV社の状態監視のノウハウを活かし、風力発電や産業機器、軸受など自社の製品と組み合わせることで、予防保全などのさらなるサービスの強化につなげる。

 内山俊弘社長は「モノ売りを強くするためには、コト売りが必要。両方の機能を補完することで、26年には約100億円の収益の効果がでるようにしたい」と話した。

日本産機新聞 2021年1月5日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

「わかりません」は悪くない【現場考】

相互の理解を深める好機 入社以来40年にわたり、工場の自動化に携わってきた生産技術者にエンジニアリング会社を選ぶ際の極意を聞いた。「自社でどうしていいか分からない難しい技術を相談した際に『(前向きに検討していてもできるか […]

半導体装置部品、26年度の需要予測を6兆5502億円に上方修正

半導体製造装置の部品メーカーが生産力を高めるため設備投資を強化している。増産を計画している装置メーカーの要望に応えるためだ。半導体需要が増えるなか、装置生産はこれからも右肩上がりで増える。工作機械メーカーは生産性を高め、 […]

monolyst  「AIマスタマッチ」機能で品番・表記揺れを自動照合

monolyst 「AIマスタマッチ」機能で品番・表記揺れを自動照合

機械工具向けAIセールスプラットフォーム「monolyst(モノリスト)」を手掛けるmonolyst(東京都渋谷区、03・6683・4068)はこのほど、AIマスタマッチ機能を拡張した。メーカーと自社で異なる管理品番や品 […]

トピックス

関連サイト