2026年5月29日(金)

監視システム事業買収 –日本精工–

コト売りを強化

 日本精工は12月10日、英スペクトリス社から状態監視システム事業を買収したと発表した。買収額は約211億円。日本精工の産業機器や風力発電、軸受けなどの製品に、状態監視システムを組みこむことで、予防保全などのコト売り事業の強化につなげる。

 買収した英スペクトリス社の状態監視システム事業は傘下のブリュエル・ケアー・バイブロ社(BKV社)を中心に構成。BKV社は1942年の創業で、北海油田リグの常時監視を手掛ける老舗。売上高は約65億円で、センサなど機器に加え、豊富なデータ量とその解析技術が強みだ。また、風力発電での状態
監視の実績を豊富に持つ。

 日本精工は19年に発表した中期経営計画で、状態監視事業を成長のドライバと位置付け、機器の販売にとどまらず、故障診断や余寿命診断などコト売りに事業を広げてきた。

 今回の買収でそれを加速させる。BKV社の状態監視のノウハウを活かし、風力発電や産業機器、軸受など自社の製品と組み合わせることで、予防保全などのさらなるサービスの強化につなげる。

 内山俊弘社長は「モノ売りを強くするためには、コト売りが必要。両方の機能を補完することで、26年には約100億円の収益の効果がでるようにしたい」と話した。

日本産機新聞 2021年1月5日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

【Innovation!】運搬機器

クランプやチェーンブロック、ホイストなどの運搬機器は重い荷物の安全な移動や適切な保管に不可欠で、モノづくりのさまざまな現場で活躍している。誰でも簡単に扱える製品、作業時間短縮や負担軽減につながる製品、安全性向上に貢献する […]

オーエスジーダイヤモンドツール、超硬インサートをダイヤモンド工具に再生

オーエスジーダイヤモンドツール、超硬インサートをダイヤモンド工具に再生

オーエスジーダイヤモンドツール(滋賀県高島市)は、摩耗した超硬インサートやバイトをダイヤモンド工具として再生させるサービスを5月1日から開始した。 廃棄予定だった超硬インサートを、鏡面加工用単結晶ダイヤインサートや切屑細 […]

ナベヤ、防振フットジャッキの振動を効果的に減衰

ナベヤ、防振フットジャッキの振動を効果的に減衰

機械や装置の水平調整に最適 ナベヤ(岐阜県岐阜市、058・273・6521)は振動を発生する装置や振動の影響を受けやすい装置の脚部に取り付け振動を効果的に減衰させる「防振フットジャッキFPK型」を発売した。 機械の精度が […]

トピックス

関連サイト