2026年10月5日(月)

脆性材加工領域を強化 −牧野フライス製作所–

eGRINDER 「BG500」 を投入

 牧野フライス製作所は、脆性材加工の領域を強化する一環としてeGRINDER「BG500」(写真)を開発。来年3月から出棺開始する。年間60台の販売を見込む。価格は5200万円(税別)。

 同社は、蓄積された技術を活かし、市場が要求する「生産性向上」と「ランニングコストの追求」に応えるべく、「加工速度3倍」×「工具寿命3倍」=「Three×Three Concept」と「視える化、標準化を経て、自動化を可能とする電着砥石測定システム」を搭載したマシニングセンタを提案する。

 主軸は30000回転/分で、φ3の微小穴の高速加工にも対応。高性能ろ過装置も搭載した。高圧スルースピンドルクーラント(3MPa仕様)により加工スラッヂの排出性を向上。これらにより、従来比10倍以上の加工速度を実現した。

 また、新開発の最適送り制御技術「GI‐Grinding」により加工速度3倍、工具寿命3倍を実現。全軸リニアモータ駆動の採用で、高速・高応答、高精度位置決めを実現した。

 電着砥石測定システムは、人のスキルに頼らずに砥石の寿命判定をする技術で、加工中の寿命管理、工具交換、目たて、機上成形を連携させて、マニュアル的な加工を減らし、自動化と生産性向上を実現する。

 「半導体やセンサー需要の増加、医療関連産業の拡大によりセラミックスや石英ガラスを主とした脆性材の利用領域が拡大すると同時に、高集積化や緻密化が進み、より高精度・微細、安定的大量生産へのニーズが高まっている」とし、「金属だけでなく脆性材加工領域を強化する」(高山幸久執行役員営業本部長)方針。

日本産機新聞 2020年12月20日

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