2026年1月7日(水)

三叉路…

 ○…「我々のノウハウをいかにデジタル化するか。これからの技術者には、切削や磨きなどといった従来の加工技術に加えて、デジタル技術の知識とそれを扱うスキルが求められる」。ある金型メーカーの技術顧問は、こう話す。

 ○…新型コロナウイルスの流行は、日本企業の“デジタル化”を加速させた。あらゆる企業でオンライン活用やペーパーレス化などが進み、政府でも来年9月に各省庁のデジタル化を推進するために「デジタル庁」という新しい省庁を創設する予定だという。

 ○…一方で、多くの企業が課題として挙げるのが“人”だ。先の技術顧問も「個人の努力も必要だが、会社としても人材を育成、確保するための仕組みづくりが必要」と指摘する。すでに機械工具商社の中には、IT企業からの人材採用や、M&Aなどによって、外部から積極的に取り入れる企業も少なくない。

 ○…IoTやクラウド、AIなどといったデジタル技術を取り入れ、生産ラインを自動化したり、効率化したりする動きが広がり、今後も拡大することが見込まれる。これからの機械工具商社は、こうした需要に対応できる人材育成や確保、会社づくりを考えたい。

日本産機新聞 2020年12月20日

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