2026年10月11日(日)

未来への展開、着々 −ユアサ商事 関西やまずみ会・炭協会情報交換会 –

社会の課題解決目指す

 ユアサ商事は関西やまずみ会・炭協会情報交換会をリーガロイヤルホテル大阪で開き、メーカーや販売店など約270社が出席した(写真)。同社の直近の業績は新型コロナウイルスなどの影響で厳しい状況だが、モノ売りからコト売りへ未来の事業展開を着々と進め、創業360年を迎える2026年には売上高6000億円、経常利益額200億円の目標を掲げた。

 田村博之社長は「昨年は米中貿易摩擦で受注環境は悪く、今年に入り新型コロナウイルスでさらに影響を受けた」と説明。今期の中間決算は売上高2023億円(前年比16.7%減)、営業利益40億円(同28.1%減)、経常利益45億円(同25.9%減)となった。

 だが、超高齢化社会、人口減少など国内の社会課題は複雑化。そこで同社はキャッチフレーズを「つなぐ複合専門商社」に変え、コト売りをベースに事業と事業など様々な方面と『つなぐ』役割を担い、社会課題の解決、新ビジネス創出を図る。

 同社は今年5月、コネクトームデザイン社と資本提携し、取引先など誰もがAIを活用できる環境を整える。また、自社開発の感染症対策用「除菌液噴霧ロボット」など、新商品企画も活発に展開。既存事業に海外、ロボ(AI)&IoT、環境・エネルギーソリューション、レジリエンス&セキュリティ、農業、食品など新しい事業領域を加え、2026年に売上高6000億円を目指す。

 第2部の講演会ではNPO法人ベースボールスピリッツの奥村幸治理事長が登壇。元大リーガーであるイチロー選手の専属打撃投手を務めるほか、様々な名選手や名監督の故星野仙一氏との関係を通じて得た育成方法や人の考え方などを語った。

日本産機新聞 2020年12月5日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

日進・尾野 功騎社長「難削材といえば日進」を広めたい【この人に聞く2026】

日進・尾野 功騎社長「難削材といえば日進」を広めたい【この人に聞く2026】

切削工具メーカーの日進(堺市堺区、072・221・8081)は、難削材に特化した製品開発に取り組んでいる。「NISSIN FALCON ENDMILL」を武器にニッチな分野を切り拓く同社の尾野功騎社長に、自社の強みや描く […]

正しい問いを考える【現場考】

AIが日常生活だけでなく、ビジネスの現場でも使われるようになり、アイデア出しの「壁打ち」に使う人は多いだろう。その回答の精度や量は驚くほどだ。例えば「この条件で10個のアイデアを考えて」と指示すれば簡単に10個出てくる。 […]

特集 メーカートップインタビュー 各社に聞く、今年最も力を入れる事とは

AIの普及に伴うデータセンター需要の拡大に加え、航空機、防衛、造船など幅広い分野で追い風が吹く国内の製造業。一方、イラン情勢を背景とした原油価格や原材料の高騰、供給不安など、経営環境には不透明感も漂う。変化の波をどう捉え […]

記事ジャンル

関連サイト