2026年5月13日(水)

搬送装置の共通化を提案 −トークシステム–

自動車生産ラインで活用

 トークシステム(東京都港区、03-5730-3930)はこのほど、独自商品の「クイッククランパー」を活用した新型デモ機「フレキシブルグリッパー(旧名ハンガーグリッパー)」を開発した(写真)。自動車の生産ラインで使うドアを搬送する「ハンガー」の共通化が図れ、コスト低減や段取り時間の削減など生産性の向上につなげることができる。

 「クイッククランパー」は、円筒形状の要素部品「エレメント」によってワンタッチでクランプ、アンクランプが可能な固定機構。同社が独自開発した商品で、自動機のリール固定や測定工具の高さ調節など様々な用途で活用されている。最近では、ロボットハンドや治具などにも使われている。

 開発した「フレキシブルグリッパー」は、「エレメント」とボールスプライン「LF‐X」(THK製)を組み合わせ、回転方向とスラスト方向の両方を固定できるユニット。通常はクランプ状態で、ユニット下部のレバーを握るとアンクランプし、任意の位置に動かすことができる。

 背面のコの字型の部品でワークを挟んで固定する。自動車の生産ラインで使うドアを搬送する「ハンガー」として使用可能。2ユニットを使用することで、様々な形状やサイズに対応できる。

 「『ハンガー』はこれまで、ドアの種類ごとに異なるため、製作コストや管理、段取りなどが課題だった。『フレキシブルグリッパー』によって共通化が図れ、それらの課題を解決することができる」(TPS事業部の福島安弘事業部長)。今後は、操作性などを改良し、来年度上期中の市場投入を目指す。

日本産機新聞 2020年11月20日

[ 日本産機新聞 ][ 製品 ][ 運搬・建設機器 ] カテゴリの関連記事

【MEX金沢2026】北陸最大級の見本市が開催、269社・団体が出展

【MEX金沢2026】北陸最大級の見本市が開催、269社・団体が出展

北陸で最大規模の工作機械や工具、機器の展示会「MEX金沢2026(第62回機械工業見本市金沢)」(主催:石川県鉄工機電協会)が5月14~16日、石川県産業展示館(石川県金沢市)で開催される。269社・団体が出展し、自動化 […]

【MEX金沢2026】注目6社の出展製品

ロボットやAI(人工知能)、5軸加工機、脆性材加工工具—。MEX金沢2026にはものづくりの自動化や効率化、品質向上を実現する技術が集まる。全269社のなかから注目6社の出展製品をクローズアップする。 NKワークス 小間 […]

山久 創業95周年を記念して総合展示会「山久万博2026」を開催

最新の生産技術やトレンド展示 機械工具販売店である山久(滋賀県長浜市、0749・63・6611)は創業95周年記念事業の一環で同社初の総合展示会『YAMAKYU EXPO2026(山久万博2026)』を滋賀県立文化産業交 […]

トピックス

関連サイト