2026年2月17日(火)

IoT機器発売 −ユーエイ–

キャスターやセンサ 誰でも簡単にシステム構築

 

組み合わせ自由 ものづくりの様々な現場に

 ユーエイ(大阪府東大阪市、06-6747-5607)は、センサやゲートウェイなどのシステム構築が簡単にできるIoT機器を発売した。専門知識や、複雑な作業、各種機器への電源供給の環境整備が導入のハードルとなっている中小企業の需要に応える。

 開閉、照度、温湿度、人感などの各種センサや、それらで得たデータを集めるゲートウェイ、そのデータを数値化し分析するクラウドサービスなどで、センサ内蔵のキャスターも含めて「ユーエイ・ツナガル・システム」として10月20日に売り出した。

 このシステムを構成するエンオーシャン(EnOcean)無線のセンサはソーラーパネルで自家発電するため、稼働するための電源供給が要らない。さらに各種機器のネットワークをつなぐ無線通信にエンオーシャンだけでなくワイサンファン(Wi‐SUN FAN)無線を採用し、広範なエリアでデータを自在に受発信できる。

 IoTシステムの構築はこれまで、複数のメーカーの規格の異なる機器をつなぐ知識や、機器に電源を供給する環境が必要だった。そのためシステム会社にシステム構築を依頼したり、電源の整備や交換のコストがかかったりしていた。

 しかし各種機器が共通の規格で、自家発電し、自在にデータをやり取りできるこのシステムは、専門知識や経験が無くてもシステムを構築することができる。

 センサ内蔵キャスターと各種機器の組み合わせによる用途は、台車やカゴ車の入出庫管理や移動管理、カートの所在管理、歩行器による歩行訓練のリハビリ管理など。機器は自由に組み合わせて使うことが可能で、ものづくりの現場の様々な分野でも利用できる。主に中小企業向けに需要を見込み、初年度は1億8千万円を販売する計画。

日本産機新聞 2020年10月20日

[ 日本産機新聞 ][ 製品 ][ 運搬・建設機器 ] カテゴリの関連記事

【Innovation:AMR(自律走行搬送ロボット)】

変化に強い搬送で人手不足対策 人手不足や人件費高騰で自動化のニーズが高まる中、搬送作業を自律走行搬送ロボット(AMR)に任せる動きが進む。AMRは磁気テープやレールなどが不要なため、生産ラインの変更や多品種少量生産に柔軟 […]

旭ダイヤモンド工業 PCD小径工具を拡販

半導体、EVなど成長分野に訴求 旭ダイヤモンド工業は近年、小径PCD(多結晶ダイヤモンド)工具の提案を強化している。ラインアップはエンドミル、ドリル、リーマの3種類。半導体分野で使用される石英ガラスやセラミックスなどの脆 […]

2026トップ年頭語録【3】

大阪機械器具卸商協同組合 中山哲也理事長「不景気こそ次の備え」 景気が悪くなると多くの会社はどう経費を圧縮しようか、利益を出そうかと考える。首をすくめ余計な動きをしないようにする。 けれど景気が良くなるとすくめていた首を […]

トピックス

関連サイト