出荷待ちの荷物も効率的に管理 ねじ卸大手のサンコーインダストリー(大阪市西区、06・6539・3535)の新物流倉庫が、東大阪市荒本北に完成し、10月1日に竣工式が執り行われ、14日より稼働を開始した。 新倉庫は敷地面積 […]
物流センターで意見交換 サンコーインダストリー/トラスコ中山


サンコーインダストリー(大阪市西区、奥山淑英社長)は8月17日、トラスコ中山の中山哲也社長らを東大阪物流センターに招き、施設の見学と意見交換を行った。近春には、奥山社長がトラスコ中山のプラネット埼玉を訪問しており、両社は交流を深めている。
サンコーインダストリーの東大阪物流センターは、ねじを中心に在庫22万点、126万アイテムを扱う同社最大の物流点拠点。5つの倉庫を持ち、1日に約2000社、30000行の受注に対応している。また、在庫や発送という物流機能に留まらず、メッキや加工、アッセンブリ、各種品質保証を行うなどのサービスを提供している。
お互いの物流拠点の印象について、中山社長はねじの配送という細やかな業務を見学し、「バラで対応するなど細かい作業をこなせないとダメだと痛感した」と話した。一方、奥山社長は「物流拠点に発電施設を設けるなど、インフラとして機能を止めないという意思を感じた。我々もねじ業界のインフラとして止めないことをもっと意識していきたい」と述べた。
今後について、中山社長は「生産現場に必要な商品を合理的に届けるのが我々の役目。ねじの要望が増えればサンコーインダストリーさんと協業しながら、その供給の機能を強化していきたい」と話した。
日本産機新聞 2020年9月5日
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