2025年12月26日(金)

非接触測定機のショールーム開設 –ユーロテクノ –

デモやセミナー実施

 輸入商社のユーロテクノ(東京都杉並区、03-3391-1311)はこのほど、東京都杉並区にブルカー・アリコナ社(オーストリア)のショールームを開設した。最新の測定機器を展示。実演やセミナーなどを行い、製品PRにつなげる。

 展示するのは、光学式非接触3D表面形状測定装置「インフィニートフォーカスシリーズ」の「G5」と「SL」、万能型非接触三次元測定機「μCMM」の3台。ワークの持ち込みによるテスト測定も可能。また、ウェブカメラを使ったデモやセミナーなどにも対応する。

 ブルカー・アリコナ社は2001年に創業した大学発のベンチャー企業。同社が手掛ける非接触三次元測定機は、高い測定精度と360度回転するテーブルが特長。切削工具や自動車部品など、これまで非接触式では測定できなかったワークの測定を可能にする。

 ユーロテクノは2009年に同社の国内総代理店権を取得。これまでに約80台の販売実績を持つ。営業部の小原史彦氏は、「まだまだ認知度が低いので、特長や用途など製品の魅力を発信する場としてショールームを活用したい」としている。

日本産機新聞 2020年8月20日

[ ニュース ][ 会社移転・新設 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

工作機械・切削工具メーカーが各地でプラショーやカンファレンスを開催

オークマ「オークマ・マシンフェア2025」 オークマは11月12日から14日までの3日間、愛知本社で「オークマ・マシンフェア2025」を開催した。 人手不足や熟練作業者不足などの課題を解決する同社の最新技術を披露した。5 […]

日立産機システム CO2削減量をクレジット化する新サービスを始動

日立産機システム(東京都千代田区)は既存機から新型コンプレッサへの置き換えで削減できた二酸化炭素(CO2)の排出量をクレジット化するサービスを2026年度に開始する。クレジットは市場で売却し、得た収益はユーザーに還元する […]

経済産業省  航空機武器産業課 航空機部品・素材産業室  西山  正室長に聞く【特集:航空機産業-アジアの需要を掴む-】

供給網の強靭化、重要性高まる 経済産業省は2024年4月に「航空機産業戦略」を策定し、今後の方向性を打ち出した。成長のカギの一つとして挙げるのが、サプライチェーン(供給網)の強靭化。安定供給を実現するため、国内に加え、海 […]

トピックス

関連サイト