日立産機システム(東京都千代田区)は既存機から新型コンプレッサへの置き換えで削減できた二酸化炭素(CO2)の排出量をクレジット化するサービスを2026年度に開始する。クレジットは市場で売却し、得た収益はユーザーに還元する […]
大型の金属積層造形機 –三菱重工工作機械 –
航空宇宙部品などに対応

三菱重工工作機械は、注目の金属積層造形機「LAMDA」に高さ1mまで対応する「LAMDA2000」を投入する。
同社は、パウダDED方式3次元金属積層造形機「LAMDA200」を開発し、局所シールド機能を持つノズルから不活性ガスを噴射して錆を防ぎ、モニタリング機能によりレーザパワーやスピードを最適制御するなど、独自技術による使いやすさと高精度積層で注目を集めている。
今回、最大造形サイズが奥行2500㎜×幅900㎜×高さ1000㎜の国内最大加工能力を有する「LAMDA2000」を投入することで、チタン合金や特殊合金を使用した航空宇宙分野の大型部品に対応する。
7月中に大型部品の試験造形を開始し、来年4月には本格発売をする計画だ。
レーザー出力は、1“、2“、4“、6“から選択できる。
同社では、門型マシニングセンタと組み合わせて、積層造形と切削加工に対応するハイブリッド金属AM装置の開発も進めている。
日本産機新聞 2020年7月20日
供給網の強靭化、重要性高まる 経済産業省は2024年4月に「航空機産業戦略」を策定し、今後の方向性を打ち出した。成長のカギの一つとして挙げるのが、サプライチェーン(供給網)の強靭化。安定供給を実現するため、国内に加え、海 […]
ベトナムの格安航空会社(LCC)がボーイングに200機を発注するなど航空機の需要が急拡大しているベトナム。旺盛な航空機の需要増に合わせ、欧米の航空機や部品メーカーが現地でのサプライヤー開拓を進めている。ベトナムで航空機部 […]






