2025年12月31日(水)

農業ロボ開発の新会社 –ユアサ商事

4社と共同出資

 ユアサ商事はこのほど、日本総合研究所(東京都品川区)など4社と共同出資で、農業向けの自律多機能型のロボット開発や、関連するサービスを提供する新会社「DONKEY」を設立したと発表した。

 出資したのは2社のほか、アルプス技研(神奈川県横浜市)、渡辺パイプ(東京都中央区)、情報技術開発(東京都新宿)の3社。資本金は2億5000万円で本社を
神奈川県相模原市に置く。

 日本の農業は機械化の遅れが指摘されており、労働力不足や収益性の低さが課題となっている。新会社では、農作業を支援する小型の多機能型ロボットや関連するサービスを提供することで、農業の生産性向上と事業拡大に貢献する。

 ユアサ商事は新中期経営計画「GrowingTogether2023」で、農業を成長事業の一つとして掲げており、23年には農業分野で売上高50億円を目指す。同社では、今回の出資について「スマート農業分野での技術開発と事業醸成につなげたい」としている。

日本産機新聞 2020年7月20日

[ ニュース ][ 会社移転・新設 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

情報は未来を描くツール【現場考】

共有で終わらせず、先を考える 自分が所属する部や課、ひいては会社がどのような方向に進むのかという未来予想図を描くことは管理職の重要な業務の一つだ。ただ、これだけ先が読めない時代に未来を描き切るのは簡単なことではない。ある […]

山善・山本猛夫記念奨学基金 今年は4名を認定

山善は、経済的な理由等により、修学困難な学生をサポートすることを目的として、「公益信託山本猛夫記念奨学基金」を1992年に設立し、委託者として支援。今年度は新たに4名の学生が新規奨学生として認定され、11月17日に認定書 […]

大澤科学技術振興財団 25年度は助成9491万円

研究開発33課題、国際交流7件 大澤科学技術振興財団(理事長・大澤伸朗オーエスジー社長)は、2025年度の研究助成テーマを決定。11月7日にホテルアソシア豊橋(愛知県豊橋市)で贈呈式を執り行った。  今年度は、33件の研 […]

トピックス

関連サイト