2025年12月12日(金)

内需前年同月比51.4%減 –工作機械 4月受注–

中国は回復傾向か

 日本工作機械工業会は2020年4月の工作機械受注額(確報値)が561億4千万円だったと発表した。前年同月比48.3%減で、10年1月以来、10年3カ月ぶりに600億円を下回った。内需は211億4900万円(同51・4%減)、外需は349億9400万円(同46.3%減)だった。

 内需は、新型コロナウイルス感染拡大による経済減速が影響し全需要業種が減少。一般機械が前月比40・1%減の93億2600万円、自動車が前月比35%減の48億6100万円など受注比率の高い業種が低迷した。

 外需は、米国が前年同月比41・8%減の108億600万円、ドイツが同81・3%減の8億500万円、イタリアが同86・4%減の2億6300万円など、感染拡大が起こった国が低迷した。一方、中国は同26%減の115億6100万円と減少したが前月比では2・3%増加し、各国に先駆けて回復傾向にある。

日本産機新聞 2020年6月5日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

オーエスジーダイヤモンドツール コーポレートサイトを一新

オーエスジーダイヤモンドツール(滋賀県高島市、0740・22・2415)は、11月17日から、コーポレートサイト(https://osg-diamond.co.jp/)を全面的にリニューアルした。 同社のダイヤモンド切削 […]

ムジンダー AI営業ロープレを開発

新入社員の教育やクレーム対応など 外観検査システムなど手掛けるスタートアップ企業のムジンダー(名古屋市昭和区)は、新たなプロジェクトとして生成AIを活用した営業ロールプレイング「DARUMA&」を開発し、新人や若 […]

中小企業が導入しやすい自動化技術目立つ【MECT2025総集編】

自動化の新技術が注目されたメカトロテックジャパン(MECT)2025。なかでもひと際目立ったのが、中小企業が導入しやすい自動化技術だ。少ない台数のマシニングセンタ(MC)の生産管理をしたり、手頃な価格でワーク自動交換装置 […]

トピックス

関連サイト