2025年7月11日(金)

内需前年同月比51.4%減 –工作機械 4月受注–

中国は回復傾向か

 日本工作機械工業会は2020年4月の工作機械受注額(確報値)が561億4千万円だったと発表した。前年同月比48.3%減で、10年1月以来、10年3カ月ぶりに600億円を下回った。内需は211億4900万円(同51・4%減)、外需は349億9400万円(同46.3%減)だった。

 内需は、新型コロナウイルス感染拡大による経済減速が影響し全需要業種が減少。一般機械が前月比40・1%減の93億2600万円、自動車が前月比35%減の48億6100万円など受注比率の高い業種が低迷した。

 外需は、米国が前年同月比41・8%減の108億600万円、ドイツが同81・3%減の8億500万円、イタリアが同86・4%減の2億6300万円など、感染拡大が起こった国が低迷した。一方、中国は同26%減の115億6100万円と減少したが前月比では2・3%増加し、各国に先駆けて回復傾向にある。

日本産機新聞 2020年6月5日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

三洋工具 軟質ゴムを高精度加工

三洋工具 軟質ゴムを高精度加工

三洋工具(東京都品川区、小野昌晴社長、03・3490・6821)はこのほど、軟質ゴムの切削加工に特化した超硬エンドミル「VMQE」を開発・新発売した。シリコンゴム、ウレタンゴム、クロロプレンゴムなど多様な素材に対応する。 […]

特集 メーカーの省エネ提案

特集 メーカーの省エネ提案

カーボンニュートラル実現に向けた動きが世界的に広がる中、製造現場でも省エネの重要性は増している。メーカーも電力使用量やCO2排出削減につながる製品の開発に力を入れる。オイルを使わないコンプレッサやエア漏れを可視化する製品 […]

第37回 ものづくりワールド東京 注目の出展製品

製造業の課題解決を後押し 10の専門展示会に1800社が集結 10の専門展示会で構成される「ものづくりワールド[東京]」は、機械や工具、ソフトウエアやシステムメーカーなど、製造業に関連するさまざまな企業が出展する。出展内 […]

トピックス

関連サイト