2026年6月28日(日)

三叉路

 〇…コロナウイルスの影響で大半のイベントが中止になっている東京都機械工具商業協同組合は、できるイベントからテレビ会議で行うことを決めた。議論の段階から、する、しないではなく、「何を使うか」と話し合うほど決定は早かった。

 〇…コロナが契機とはいえ、これほど一気に広がったコミュニケーションツールはないのではないか。ある大学の客員教授は、「テレビ会議の浸透度によっては営業のあり方に大きな変化をもたらす」と指摘する。

 〇…最大の変化は「距離が無くなること」。テレビ会議でできることが増えるので、営業所が減る代わりにウェブ上に営業所ができる。できる営業ほどパソコンの前から動けなくなる。コミュニケーション能力に長け、技術力のある地方のディラーが都内でシェアを伸ばす。その教授はこんな世界を想像する。

 〇…変化の最中にあって、どうなるかは分からない。ただ不変なのは、ツールは何であれ顧客が望む時に必要で最適なコミュニケーションが取れるかどうかだ。テレビ会議で何ができるのか。対面で会話することの意味は何か。改めて、コミュニケーションのあり方を考えたい。

[ コラム ][ 三叉路 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

精工産業  鈴木 浩司常務に聞く 高度化、多様化する測定・検査のニーズとは【特集:測定・検査の効率化】

機械工具や鋼材を扱う精工産業は昨年7月、ユーザーの測定業務を請け負う「計測技術室」を開設し、測定や検査分野を強化している。同事業を立ち上げた鈴木浩司常務取締役は「測定や検査業務のニーズの変化を感じる」と話す。自動化や効率 […]

東京精密「砥石補正と接触検知で測定レス、バランス取りも30分を1分に」【特集:測定・検査の効率化】

「オートバランサ」、「AEセンサシステム」 最終工程に近い研削加工では、常に高い加工精度が求められる。しかし、機械の振動で精度が低下してしまうことがある。その最大の理由が砥石の摩耗などによって砥石のバランスが悪くなること […]

東日製作所「角度とトルク監視で二度締めを検出し作業データの入力も不要に」【特集:測定・検査の効率化】

デジタルトルクドライバ「STC3-BT」 半導体製造装置や電子機器の組み立てで多く使われる低トルク領域のトルクドライバ。締付けたトルクの数値管理を手間だと思うユーザーは多い。東日製作所が今夏に発売するデジタルトルクドライ […]

トピックス

関連サイト