2025年11月26日(水)

身体的負担を軽減 –レッキス工業 –

デッキ開口用切断機

 レッキス工業(大阪府東大阪市、072-947-2385)は重労働と言われるデッキプレート(フラットデッキ)開口作業で作業者の身体的負担を軽減し、生産性の向上と労働環境の改善につながる「デッキ開口用切断機」(写真)を発売した。

 鉄骨造のビルなどは鉄製のデッキプレートの上にコンクリートを流し込んで床にするため、電線などケーブルを通す穴をあけるには貫通枠と呼ぶ型枠などを入れ、コンクリートが固まった後、デッキプレートをくり抜くのが一般的で、従来ハイパーソーを使い開口作業をしていたが、作業者が前かがみ姿勢になり、身体的な負担が大きかった。

 同製品は取り付け時間5分、切断作業時間15分の計20分で開口でき、従来方法では1日6カ所が限界という現状を打破し、1日10カ所の開口作業ができる。また、作業者の前かがみ姿勢を軽減し、多いところでは1軒の高層ビルで1500カ所あると言われるデッキ開口作業の労働環境の改善にも貢献する。

 

日本産機新聞 2020年5月20日

[ 作業工具 ][ 日本産機新聞 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

NKE 小型・軽量×高把持力×省エネを実現する最新エアチャック

自動化ラインやロボット活用に貢献 搬送機器や自動化機器の設計・製造・販売を手掛けるNKE(京都市伏見区、075・924・0653)は業界初となる革新的な二つ爪角型平行エアチャック『UltraForceシリーズ(ウルトラフ […]

全機工連 全国大会・関東大会を開催

460人が参加 自動車や生成AIの講演 全日本機械工具商連合会(坂井俊司会長・NaITO社長)は11月4日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で第45回全国大会・関東大会を開催。全国から機械工具商ら約460人が参加した […]

工作機械 25年9月度受注 11%増の1391億円を記録

内需は自動車の不調続く 日本工作機械工業会(日工会、坂元繁友会長・芝浦機械社長)はこのほど、2025年9月の工作機械受注額が前年同月比11%増の1391億4600万円になったと発表。7カ月連続で1200億円を超えた。 内 […]

トピックス

関連サイト