日立産機システム(東京都千代田区)は既存機から新型コンプレッサへの置き換えで削減できた二酸化炭素(CO2)の排出量をクレジット化するサービスを2026年度に開始する。クレジットは市場で売却し、得た収益はユーザーに還元する […]
工作機械の稼働状況を監視双葉電子工業
IoTモニタリングシステム

双葉電子工業(千葉県茂原市、0475-24-1111)はこのほど、工作機械向けIoTモニタリングシステムを発売した。工作機械の稼働状況をクラウド上で管理し、モバイル機器から稼働実績を把握することができる。稼働監視ユニット、中間処理機、プロキシユニット、クラウドシステムをパッケージで販売するため、ユーザーでのシステム構築が不要。導入後すぐに使用できる。
稼働監視ユニットは、工場環境に合わせて3種類をそろえる。一つがコンピュータ数値制御(CNC)接続タイプ。CNC搭載機種が対象で、機械異常を検知するアラームの内容まで把握できる。2つ目が積層表示灯接続タイプ。点灯の有無を判断し、稼働状態を把握する。3つ目は電流監視タイプ。主軸などに電流センサを取り付け、負荷の変動を見て稼働監視を行う。
監視ユニットからのデータは、中間処理機やプロキシサーバを通じて、クラウドで管理する。稼働や停止、アラートなどのデータはパソコンやタブレット端末などで確認できる。使用目的に応じて様々なメニューをそろえた。
監視ユニットと中間処理機の通信に同社製「920MHz無線」を採用した。「当社が持つ無線技術とセンサ技術を融合して開発された」(精機事業部の鈴木将典氏)。
標準パッケージ(30台監視可能)の導入費用は450万円(税別)、保守メンテナンス料は年間80万円(税別)。「パッケージで簡単に導入できるので、自社でのシステム構築が難しい中小企業などに提案したい」(鈴木氏)。
日本産機新聞 2020年4月20日
[ 製品 ] カテゴリの関連記事
アジアでは新興国の人口増加や経済成長、インフラ需要などに伴い、航空機産業は今後さらなる伸びが期待されている。政府もこうした需要拡大を見込み、アジアでの航空機産業へのサプライチェ—ン参画を強化するため、補助金や官民連携など […]
SPEEDIOシリーズ「M200/300Xd1」 ブラザー工業はSPEEDIOシリーズの複合加工機「M200/300Xd1」で、従来の旋削加工とマシニング加工に加え、新たにギア加工の専用機能(オプション)を開発した。スカ […]






