「中古機械や古い機械を大事に使うのがカッコよくないですか」—。あるユーザーの若い技術者の言葉だ。中古機械はコストの優位性に注目されることが多いが、最近ではSDGs(持続可能な開発目標)の観点から「機械を大事に使いたい」と […]
大西機工を完全子会社
Cominix
業容拡大でシナジー
Cominix(大阪市中央区、06-6765-8201)は2月27日付けで、機械工具商社・大西機工(大阪府東大阪市、06-6747-6131)を完全子会社化した。
大西機工の独自の販売ネットワークや高いブランド力を生かし、業容拡大や新分野開拓につなげる。
大西機工は今年で70年(創業1950年)の歴史がある商社で、近畿圏での知名度は極めて高い。切削工具や油圧機器、FA機器などが主力で、優良なユーザーとの独自の販売ネットワークを持つ。ただ、後継者が不在で、事業承継に課題があった。
Cominixは中期経営計画(2020年3月期~22年3月期)で国内外の販売ネットワークの拡充や自社ブランド商品の拡販、グループ経営基盤の強化などにより、売上高を22年3月期に345億円(19年3月期比35・2%増)に伸ばす計画。
大西機工のグループ化は中計にも掲げる業績拡大に相乗効果を見込めると判断した。
日本産機新聞 2020年4月5日
[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
人は高付加価値の仕事に/販売も力、製造業のDX後押し 1カ月分の納品データをウェブサーバーから、仕入データを基幹システムから抽出する。数百枚ものそれらを照合し仕入データと請求の金額に差異が無いか確かめる。毎月決めた日時に […]
測定受託で需要開拓/新規の契機にも 機械工具や非鉄金属を扱う精工産業は今年7月、ユーザーの測定業務などを請け負う「計測技術室」を立ち上げた。協力先工場の測定業務の負担軽減を目的に開始したが、新規開拓の契機や、ユーザーの測 […]






