2026年4月21日(火)

三叉路

 〇…コロナウイルスの影響が機械工具業界にも広がってきた。展示会の中止、工場停止に伴う景気悪化、営業活動の制限など様々な問題が出始めている。こうした直接的な影響に加え、ユーザーの意識や行動の変化を危惧する声も多い。

 〇…ある金型メーカーはコロナを機に設計部門でクラウドによるテレワークを始めた。社長曰く「(現場とのコミュニケーションが必要なので難しいと思っていたが)想像以上に使えるとわかった」。他部門でも全面的に見直すという。

 〇…ある部品メーカーは調達先の見直しを急ピッチで進める。2月以降中国からの部品が滞ったからだ。担当者は「急場の対応ではなく、リスクヘッジの観点から全面的に見直したい」とし、日本とアジアで新たな協力先を探している。

 〇…こうした変化に対し、すでに動き始めている商社もある。同社の幹部曰く「調達の多様化が加速するのは間違いない。読み切れない部分もあるが、アジアでの供給力を鍛える」。一方で、国内はネット受注の対応を強化するという。危機はパラダイムが変化する時でもある。足元の危機を乗り越えることは先決だが、同時に「コロナ後」も考えたい。

 

日本産機新聞 2020年4月5日

 

[ コラム ][ 三叉路 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

山善、INSOL-HIGHら「J-HRTI」発足、ヒト型ロボの社会実装目指す

7月にはデータ収集センターも設立 山善(大阪市西区)とINSOL‐HIGH(東京都千代田)、ツムラ(東京都港区)、レオン自動機(栃木県宇都宮市)はこのほど、ヒューマノイドロボット(ヒト型ロボット)の社会実装に向けたコンソ […]

自動化システムの祭典 ロボットテクノロジージャパンが開幕へ 4万5000人の来場見込む

6月11日から13日の3日間、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)にて開催されるロボットテクノロジージャパン2026の主催者であるニュースダイジェスト社は出展者説明会を開き、出展者数が265社・団体、小間数1 […]

アイゼン 脆性材の試験加工体制を強化 半導体需要に応える

ジルコニア、窒化アルミも加工 精密ピンゲージ、ダイヤモンドやCBN工具を手掛けるアイゼン(滋賀県東近江市、0748・45・5100)はこのほど、セラミックスなど脆性材料のテスト加工現場にファナックの30番加工機であるロボ […]

トピックス

関連サイト