2025年12月6日(土)

工作機械 1月受注807億円
新型肺炎の影響に懸念

 日本工作機械工業会は、2020年1月の工作機械の受注額が807億7000万円だったと発表した。前年同月比35・6%減で、6年11カ月ぶりに810億円を下回った。内需は295億9000万(同36・7%減)、外需は511億9000万円(同34・9%減)だった。

 米中貿易摩擦などにより設備投資に消極的な状況が続いたことに加え、3月末に交付されるものづくり補助金を見据えた手控えなどの状況が重なり、特に内需が大幅に減少した。

 また、新型コロナウイルスによる影響について、飯村幸生日工会会長(東芝機械会長)は、「景気が底を打ち反転回復へ向かう時期を当初は1月~3月と見通していたが、少なくとも3か月遅れる」と見解を示した。1月の受注への影響は限定的だったようだが、被害が拡大した2月以降が懸念される。多くの企業が中国国内での生産や営業の一部中止に追い込まれており、依然見通しは不透明な状況が続いている。

 飯村会長は、「景気に対し過度な楽観、悲観をせず、現状を見極めることが大切だ」と述べた。

 

日本産機新聞 2020年3月5日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

失敗は隠さず、逆質問を繰り返す【現場考】

失敗を許容できる空気が人材育成のヒント このコーナーを担当して管理職に課題や悩みをヒアリングするのが常になっている。最も多いのは育成や若手のサポートが難しいという声。管理職は40代以上が多く、昭和世代の上司に育成されてき […]

ユーテック 水性切削液「アクアブルー」を実用化へ

従来切削油と同等以上の加工性能を実現 環境負荷も大幅軽減 主に油圧装置の製造・販売を手掛けるユーテック(大阪府南河内郡、0721・984419)が従来の油性や水溶性の加工油に代わる新技術として、水性切削・研削液「アクアブ […]

【Innovation!】バリレス工具

精度と時短、無バリで両立 製造現場で人手不足対策やコスト削減、安全性などのニーズが高まる中、それに伴いバリが出にくい切削工具の普及も進む。加工後のバリ取りを無くすことで熟練技術者に依存しない体制や工程短縮を実現するほか、 […]

トピックス

関連サイト