2026年1月30日(金)

東京品川にオートメーションセンタTOKYOを開設
オムロン

実証から技術習得まで 自動化支援の旗艦拠点

 オムロンは1月22日、東京・品川にロボットやAI、IoT技術を活用し、工場の自動化をサポートする施設「オートメーションセンタTOKYO(ATC‐TOKYO)」を開設した。自動化に必要なアプリケーションを体感できるだけでなく、実証や技術習得、開発までトータルで提供する。年間で600社3000人の来場を見込み、21年度には同センタで55億円の受注を目指す。

 ATCは独自のオートメーション技術に関するコンセプト「ⅰ‐Automation」を提案するFA技術の拠点。2011年から世界中で展開し、東京が37カ所目で、過去最大規模の旗艦拠点となる。

 特長的なのは、製品の紹介だけでなく、20万点にも及ぶ同社の制御機器を組み合わせ、多くの制御アプリケーションをそろえたこと。例えばペットボトルのラベル検査の自動化、電子部品の高速撮像検査、ピッキングの自動化などの170種以上のアプリケーションを紹介している。顧客は自社の課題に合わせた解決策を体感できるほか、導入に合わせた技術トレーニングも受けられる。

 協働ロボを使ったワークの検証や、自社設備を持ち込んで実証実験ができる「POC‐TOKYO」も併設。実証、技術習得、アプリケーションの開発までトータルで提供できる体制を整えた。

 国内では4拠点目となるが、都心に設けたのは、経営者にもスマート工場を訴求するためだ。宮永裕執行役員副社長は「スマート工場を実現するには経営者層にも見て頂く必要があり、本社機能が多い東京に設けた。実際にスマート工場にチャレンジしたいという声も増えている」という。

 なお、ATCの活用は事前登録制で、同社の営業担当者か営業拠点に問い合わせる必要がある。

 

日本産機新聞 2020年2月5日

[ ニュース ][ 会社移転・新設 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

THK ロボットハンドの新機種投入

可搬質量最大7㎏で複雑形状のワークに対応 THKは、複雑形状のワークを安定して吸着できるロボットハンドの新機種を発表した。9本のシャフトと先端に配置した吸着パッドを組み合わせた構造により高い追従性を確保し、可搬質量は最大 […]

コノエ 大学生と「ものづくり×ビジネス」を考える

大阪国際工科専門職大学の地域共創デザイン実習に参画 ねじ商社のコノエ(大阪府東大阪市、06・6746・1903)は大阪国際工科専門職大学(大阪市北区)の地域共創デザイン実習(PBL授業)に参画・協力し、学生たちが考案した […]

どうなる2026年 メーカー5社新春座談会(後半)

前半はこちら 1月5日号の新春座談会・前半はメーカー5社に25年の景況感や変化するユーザーニーズについて聞いた。足元の国内製造業は低迷しているものの、造船、航空・宇宙、防衛、エネルギーなどの業種で回復の兆しがあり、そこへ […]

トピックス

関連サイト