2025年7月2日(水)

金属3Dプリンタ 受注開始
東芝機械

 東芝機械は11月1日、小型から大型部品の造形が可能な金属3Dプリンタ「ZKシリーズ」の受注を開始した(写真)。レーザと金属粉末を同時に照射し造形していく指向性エネルギー堆積方式(DED)方式で、高速、高精度な造形を可能にした。

 同社は2014年に次世代3D積層造形技術総合開発機構(TRAFAM)に加入し、経済産業省や新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトで、研究開発を進めてきた。

 ZKシリーズは200㎜の小型部品から1000㎜以上の大型の造形に対応する。1~6kWの高出力が可能な自社製光学ヘッドと自社製ノズルを採用。さらに、材料供給量を増やしたことで、高速、高精度な造形を可能にした。

 ステンレスやニッケル、チタン合金などの材料に対応可能で、異種粉末の併用による複層化などの次世代のものづくりや、既存部品での肉盛り造形などを提案する。販売価格は5000万円から。

日本産機新聞 2019年11月20日

[ 日本産機新聞 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

日伝  運搬支援ロボット「TugRos」を販売強化

資材の荷受け場などで人手不足に困っているが、プログラム設定が必要で高額な無人搬送車(AGV)や自律搬送ロボット(AMR)の導入に二の足を踏んでいる。そんなユーザーに今人気なのが、日伝(大阪市中央区、06・7637・700 […]

MECT2025 過去最高の524社が出展

メカトロテックジャパン2025を主催するニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、052・732・2455)は6月5日、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で出展者向けの説明会を開き、今回の出展者数は524社・団体、小間数は […]

業界の課題や未来を予測【第30回全国伝動機商組合大阪大会】

3年に1度の大阪、東京、名古屋の伝動機商組合が一堂に会する「第30回全国伝動機商組合大阪大会」が5月21・22日の2日間、ANAクラウンプラザホテル大阪(大阪市北区)で開催され、約70人以上が出席し、総会、各組合の現状報 […]

トピックス

関連サイト