山善は、経済的な理由等により、修学困難な学生をサポートすることを目的として、「公益信託山本猛夫記念奨学基金」を1992年に設立し、委託者として支援。今年度は新たに4名の学生が新規奨学生として認定され、11月17日に認定書 […]
電解水加工液の添加剤
サカイ工機
販売に力、工場をクリーンに

サカイ工機(大阪市東成区、06-6976-5331)が、電解水(強アルカリイオン水)に混ぜると加工液として使える添加剤の販売に力を入れている。電解水は腐敗せず工場や設備を汚さない。環境改善に取り組むものづくり企業のニーズに応える。
添加剤は研削盤メーカー、ナガセインテグレックスが手掛ける「ナノカットクリーン」。電解水に加えると浸透性や洗浄効果、冷却効果を持ち、鉄やステンレス、超硬、ガラス、チタンといった材質のワークを研削、旋削、ミーリングなどの加工ができる加工液になる。
電解水の加工液は腐らず、錆びにくい。このため油性加工液のように、バクテリアが腐敗し臭いを放ったり、設備や床を汚したり、錆びて加工性能を低下させることもない。ワークに油が付着しないため加工後の洗浄の手間も省ける。
金属加工を手掛けるものづくり企業では、作業者が働きやすい現場づくりや、3S活動(整理、整頓、清掃)を推進し、作業環境の改善に取り組む動きが広がっている。サカイ工機は油性の代替加工液として電解水の活用を広げる方針。
日本産機新聞 2019年11月20日
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