2025年12月10日(水)

30通りのトルク設定
日東工器

電動ドライバの新型

 日東工器は12月から、1台で最大30通りのトルク設定ができる電動ドライバ「ブラシレスデルボCシリーズDLV45C」の販売を開始する。

 組立て工程で異なるねじを締める場合、複数の電動ドライバを使用することが多く、取り間違えによる不良や、作業性の低下が問題となっていた。 

 今回発売するドライバはトルク値、回転速度、ねじ締めモードなどをコントローラで最大30通りのチャネル設定が可能で、複数の電動ドライバを1本に集約できる。これにより、締結不良の防止や作業性向上につながる。出力トルクは0・6~4・4N・mに対応する。

 多軸ロボットや卓上ロボに搭載し、外部機器からの信号入力することで自動化にも対応もできる。ワークに応じて、ソフト締めとハード締めの選択ができるほか、回転速度のレベルは400~1200回転/分の9段階で設定ができる。

日本産機新聞 2019年11月20日

[ 日本産機新聞 ][ 製品 ][ 電動・空気工具 ] カテゴリの関連記事

中小企業が導入しやすい自動化技術目立つ【MECT2025総集編】

自動化の新技術が注目されたメカトロテックジャパン(MECT)2025。なかでもひと際目立ったのが、中小企業が導入しやすい自動化技術だ。少ない台数のマシニングセンタ(MC)の生産管理をしたり、手頃な価格でワーク自動交換装置 […]

測定の自動化【MECT2025総集編】

ロボの活用で測定自動化 高精度ワークを機上計測 東京精密は棚型ストッカー「TARNER」と、小型三次元測定機「ZEISS Dura MAX」を展示し、協働ロボットがワークを測定機まで自動搬送する測定の自動化を提案した。T […]

ワーク交換の自動化【MECT2025総集編】

従来の大量生産型から変種変量生産に対応する動きが加速しており、中小ユーザーを中心に手軽かつ低価格で自動化を可能にする提案が求められている。MECTでは『ワーク交換の自動化』をテーマに、簡単に自動化・省人化を図る提案が多数 […]

トピックス

関連サイト