最新技術やソリューション披露 ユアサ商事は9月18・19日の2日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)の6号館A・Bで、「つなぐ関西グランドフェア2025」を開く。国内の製造業は人手不足や技術者の高齢化が進み、原材料費や […]
知能ピッキングロボ
Kyoto Robotics
物流の自動化提案
ロボットソリューションの開発・販売を手掛けるKyoto Robotics(滋賀県草津市、077-561-2799、旧三次元メディア)は同社のテクノファクトリー(同市)で内覧会を開き、パレットにケースを置くだけで自動的にデパレタイジングを始める高度な知能ピッキングロボットシステムを披露した。同社はすでに1年間でケース単載デパレシステムを10台販売した実績を持ち、流通量の増加と人手不足で悩む物流業界の自動化ニーズに向けて提案していく。
今回披露した知能ピッキングロボットシステムには自社開発した高出力レーザプロジェクタを用いた3次元画像認識技術を駆使して事前データなしの全自動認識・ケースの把持教示不要とマスターレスを実現。プロジェクタが光を投影し、パレットやケースの形や位置などを把握し、ロボットがケースを掴むとハンドルにある力覚センサでケースの重量を認識し、そこから自動でデパレタイジングを行っていく。さらに、ケースを認識しにくい場合は「AIずらし機能」で5万パターンもあるケース専用の認識アルゴリズムからケースを認識し安全に運用ができる。同社担当者は「AIを用いることでチョコ停を限りなくゼロにできる。認識成功率も99・99%で認識時間も1・5~2・0秒」と話す。
同社は2000年に創立し、工場の自動化ソリューションを強みに、工作機械へのワーク脱着やバラ積みピッキングなど自動化システムを提供してきた。近年はFA分野で培った技術を活かし、物流業界の自動化ニーズに対応するロボットシステムの開発に注力。個々の物流センターによってシステム構築に時間がかかるため、独自の知能ピッキングロボットコントローラを開発しマスターレス化するなど、Sl業務の手間を省き、立ち上げ時間を大幅に短縮。今後は混載積み付けシステムの開発も進めている。
日本産機新聞 2019年11月20日
メーカーをつなぎ、変種変量生産に対応 関西圏の市況は。 非常に厳しい状況が続いているが、関西は重電(タービン関係)、船外機など造船関係、電子・半導体、食品・医薬品・化粧品といった三品業界など多種多様な市場が広がっており、 […]
今年も関西グランドフェアがインテックス大阪(6号館A・B)で開催される。「モノづくり」・「すまいづくり」・「環境づくり」・「まちづくり」の4テーマで、320社が出展。本特集ではその中でも機械工具商社・販売店の来場者に向け […]