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新造機需要は4万4000機
ボーイング
38年までの需要予測

航空機メーカーのボーイング(米)はこのほど、2038年までの20年間で新造機需要が4万4000機、6・8兆ドルになると発表した(写真)。特に同社「737シリーズ」やエアバス(仏)「A320シリーズ」に代表される単通路機の伸びが大きく、市場では中国や東南アジア地域の成長が大きいと予測する。
単通路機が拡大
新造機のうち、最も大きく伸びる機体は客室に通路が1本のシングルアイル(単通路機)で、3万2420機を見込む。また、通路が2本のワイドボディは8340機、座席数が30~90席のリージョナルジェット機は2240機と予測する。
一方、市場では中国と東南アジアの成長率が大きく、38年までに中国は年率4・2%、東南アジアは年率4・1%で成長すると予測する。ランティ・ティンセス副社長は「中国、東南アジアは今後急成長していくだろう」と語った。
また、日本と韓国、台湾からなる北東アジア地域の新造機需要は、1420機、3150億ドルになると予測する。そのうち、約70%の1010機が既存機の置き換え、約30%の410機が新規導入と見込む。ランティ副社長は「北東アジア地域はワイドボディの志向性が高い」と説明。ワイドボディの需要は590機と全体の約40%を占めている。
日本産機新聞 2019年11月20日
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