2026年3月11日(水)

耐熱合金用超硬ドリル
三菱マテリアル

工具寿命、穴品位が向上

 三菱マテリアルはこのほど、耐熱合金加工用超硬ソリッドドリル「DSAシリーズ」(写真)を発売した。独自のクーラント穴形状やPVDコーテッド超硬材種などを採用。加工硬化や切削熱が上昇しやすい耐熱合金の加工でも長寿命化と穴品位の向上を実現する。

 内部給油式と外部給油式の2種類を揃える。加工径5㎜以上の内部給油式は独自のクーラント穴形状を採用した。ドリル剛性を低下させることなく、クーラント吐出量を増大させ、潤滑性や冷却性が向上した。

 頑丈な直線状切れ刃と耐熱合金加工用ホーニングによって、安定した切りくずを生成するほか、チッピングも抑制する。また、耐熱合金加工用に設計されたマージンによって、接触面積を最小化させ、切削熱と加工硬化も抑制する。

 さらに、PVDコーテッド超硬材種「DP9020」を採用。靭性を維持しながら硬度を高めることによって、耐摩耗性を向上させた。

 内部給油式「DSAS」 、外部給油式「DSAE」で加工径3㎜から12㎜までの96アイテムを揃える。

 

日本産機新聞 2019年11月5日

[ 切削工具 ][ 日本産機新聞 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

特集 変種変量生産に対応するメーカーの技術提案

国内の製造業は変化の早さに柔軟に対応しつつ、熟練職人の高齢化や人手不足にも対応しなければならない時代に突入している。そこで注目を集めているのが変種変量生産(多品種小ロット生産)を実現する生産現場。常に変化する市場環境や素 […]

【Innovation!】脆性材・樹脂加工向け工具

半導体製造装置向けのニーズ高まる 半導体製造装置の部材としてセラミックスや石英ガラスなどの脆性材や、耐溶剤性の高い樹脂部品が増えている。脆性材は硬くて脆いため加工難度が高い、樹脂は加工しやすいが熱に弱く溶けやすいなど加工 […]

経産省 製造DX拠点構想を立ち上げ

工場のデータとプラットフォーマーをつなぐ 経済産業省は2026年度内に「製造DX(デジタルトランスフォーメーション)拠点構想」を立ち上げる。クラウド上に仮想の拠点を設け、工場の稼働状況や測定結果などのデータを収集。そのデ […]

トピックス

関連サイト