昨今、自動車業界の認証不正やリコールなど、日本のモノづくりの信頼性を揺るがす問題が多い。さらに、車のEV化をはじめ、電子・半導体、航空宇宙、医療など様々な産業で、新たな製品や技術開発が活発化しており、開発した製品の検査・ […]
ARサービス「メーカーパーク」を開発
長谷川工業
営業効率、受注精度を向上

長谷川工業(大阪市西区、06-6446-1845)は、ⅰPhoneの画面上に製品を映し出して、実際のサイズなどを確認できるウェブAR(拡張現実)サービスを開始した(写真)。はしごや脚立だけでなく、他社製品にARの活用を広げることで、販売店の受注確率の向上や、働き方改革を後押しする。
同社は今年5月専用のQRコードを読みこむと、ⅰPhoneの画面上に、実寸のはしごや脚立、作業台などを写し出せるARサービスを開始した。ブラウザ対応でアプリをインストールする必要もなく、製品を映し出せる。サイズなどに関する打ち合わせや製品決定までの時間短縮につながっているという。
10月からメーカー限定のウーブARサービス「メーカーパーク」を開始した。メーカーの自社製品の現場設置イメージをAR化する仕組みを構築。1商品からの提供もできるようにするなど導入しやすくした。幅広い商品でサービスを使えるようにすることで、商品決定までの時間短縮や業務効率の改善を通じ、働き方改革を支援する狙いだ。
販売店での営業効率改善につながる可能性も高い。長谷川工業のARを活用したことのある販売店に実施したアンケートでは、担当者1人当たりの1日の営業時間は2・2時間削減でき、経費も3000円以上削減できたという。また、85%以上が「受注確率が高ま
りそう」と回答している。
長谷川義高副社長は「当社製品だけでなく、幅広い製品でARが活用できれば、これまで以上に販売店の営業担当の営業の効率アップにつながるはず」としている。
日本産機新聞 2019年11月5日
NC旋盤用チャック、研削盤のダイヤフラムチャック、マシニングセンタのシリンダ内蔵チャックなど顧客ニーズに応じ最高の機能と品質を併せた特殊仕様「デザインチャック」を手掛けている帝国チャック(大阪府八尾市)は創業100周年を […]
第23回全国Cominix会総会が9月12日、リーガロイヤルホテル大阪(大阪市北区)で開催された。正会員や賛助会員など142人が出席した。 開催に先立ち東部Cominix会の大内宏会長(共立機材商会社長)が、Comini […]






