2024年7月14日(日)

1兆2500億円に下方修正
日工会

工作機械19年受注見通し

 日本工作機械工業会(飯村幸生会長)は9月26日、2019年の受注額見通しを年初に発表した1兆6000億円から1兆2500億円に下方修正した。過去最高だった18年の1兆8157億円から31・2%の減少となる。米中の貿易摩擦や中東の政情不安など、世界的に不透明感が強く、設備投資を下押しする。9月以降も当面停滞が続くが、8月を底に来年4月以降の回復を想定している。

 年初予想から3500億円と大幅な減少になるが、17‐18年と過去最高を記録した前年の16年とほぼ同水準になる。「工作機械の受注は概ね1兆3000億円から1兆5000億円が巡航速度」(飯村会長)とみており、1兆2500億円はそこを下回るレベルで、停滞感は強い。内訳は内需5000億円、外需7500億円で、いずれも3割程度の減少を見込む。

 同日に発表した19年の1‐8月累計額は8716億円(前年同期比30・6%減)なので、残り4カ月で約3700億円を積み増す想定だ。9月以降は単純計算で月平均950億円程度になり、8月受注額を底に、景気の分水嶺とされる1000億円を下回るレベルで推移するとみる。

 年内は停滞が続く予想だが、回復期について飯村会長は「見通しづらいが、来年4月以降が回復基調になるのではないか。半導体関連の在庫調整のめどが立ち、5G関連の投資や、各国のインフラなども立ち上がる」としている。

 

日本産機新聞 2019年10月5日

[ 分析 ][ 日本産機新聞 ][ 業界分析 ] カテゴリの関連記事

【連載企画:イノフィス、次なる戦略②】折原  大吾社長インタビュー
作業や業界に特化した製品開発

イノフィス(東京都新宿区)は今年8月、腰補助用装着型アシストスーツ「マッスルスーツ」の新しいモデル「GS-BACK」を発売した。既存モデルの「Every」に比べ、軽量で動きやすく、これまで以上に幅広い現場での活用が期待さ […]

TONE 本社を河内長野工場に移転

TONEは、本社を同社最大拠点である河内長野工場に統合、移転した。9月26日から業務を開始した。 今回の統合により、開発、製造、営業企画、品質保証、管理の各部門と経営を一体化。部門間のコミュニケーション向上を図り、一層綿 […]

エヌティーツール 福岡県筑紫野市に九州事務所を開設

ツーリングメーカーのエヌティーツール(愛知県高浜市、0566-54-0101)は福岡県筑紫野市に九州事務所を開設し、九州地域での迅速かつ細やかなサービスを提供することで顧客の課題解決に応えていく。住所は福岡県筑紫野市原田 […]

トピックス

関連サイト