2026年3月15日(日)

1兆2500億円に下方修正
日工会

工作機械19年受注見通し

 日本工作機械工業会(飯村幸生会長)は9月26日、2019年の受注額見通しを年初に発表した1兆6000億円から1兆2500億円に下方修正した。過去最高だった18年の1兆8157億円から31・2%の減少となる。米中の貿易摩擦や中東の政情不安など、世界的に不透明感が強く、設備投資を下押しする。9月以降も当面停滞が続くが、8月を底に来年4月以降の回復を想定している。

 年初予想から3500億円と大幅な減少になるが、17‐18年と過去最高を記録した前年の16年とほぼ同水準になる。「工作機械の受注は概ね1兆3000億円から1兆5000億円が巡航速度」(飯村会長)とみており、1兆2500億円はそこを下回るレベルで、停滞感は強い。内訳は内需5000億円、外需7500億円で、いずれも3割程度の減少を見込む。

 同日に発表した19年の1‐8月累計額は8716億円(前年同期比30・6%減)なので、残り4カ月で約3700億円を積み増す想定だ。9月以降は単純計算で月平均950億円程度になり、8月受注額を底に、景気の分水嶺とされる1000億円を下回るレベルで推移するとみる。

 年内は停滞が続く予想だが、回復期について飯村会長は「見通しづらいが、来年4月以降が回復基調になるのではないか。半導体関連の在庫調整のめどが立ち、5G関連の投資や、各国のインフラなども立ち上がる」としている。

 

日本産機新聞 2019年10月5日

[ 分析 ][ 日本産機新聞 ][ 業界分析 ] カテゴリの関連記事

空調服 自社展開催、夏本番へ新提案

気化熱ベストや防爆対応モデル発表 ファン付きウェアの「空調服」を手掛ける空調服(東京都板橋区、03・5916・5320)は2月4~6日の3日間、浅草橋ヒューリックホール(東京都台東区)で自社展示会を開催した。3日間で商社 […]

全機工連常任理事会 通常総会は全組合の出席を目指す

全日本機械工具商連合会(坂井俊司会長・NaITO社長)は2月17日、東京都港区の事務局で常任理事会を開催した。今年6月に都内で開く通常総会には全国の組合からの出席を目指すことを確認。全国大会の開催の可否については継続議論 […]

特集 変種変量生産に対応するメーカーの技術提案

国内の製造業は変化の早さに柔軟に対応しつつ、熟練職人の高齢化や人手不足にも対応しなければならない時代に突入している。そこで注目を集めているのが変種変量生産(多品種小ロット生産)を実現する生産現場。常に変化する市場環境や素 […]

トピックス

関連サイト