2025年12月29日(月)

キャラバン活動を開始
共立精機

全自動工具計測システム

 共立精機(栃木県宇都宮市、028・654・1221)はこのほど、刃具交換装置付き全自動工具計測システムを搭載した展示車によるキャラバン活動を開始した。展示車ではデモンストレーションが行え、導入イメージなどを確認できる。全国で活動を展開していく。

 同システムは、昨年の「JIMTOF2018」で発表した。分解能20 nm以下という高精度測定が可能な同社製ツールプリセッタ「HP‐6040V」に多関節ロボットや刃具交換ユニット、無人搬送車(AGV)などを組み合わせることで工具交換、工具形状の計測、搬送が全自動で可能になる。

 近年、人手不足などを背景に全自動化のニーズが高まり、同システムの需要も増加。「実機を見たい」という要望が多く、展示車によるキャラバン活動の開始を決めた。展示車は2tトラックを改装し、発電機やエアコンプレッサを搭載。訪問先に合わせてシステムを組み替えることができる。ユーザーや商社などの要望に応じて無料で派遣する。

 岡島英昭社長は「この展示車で全国各地を回り、より多くの方に実機を見てもらいたい」と同システムのPRにつなげていく考えだ。

日本産機新聞 2019年6月20日

山善・山本猛夫記念奨学基金 今年は4名を認定

山善は、経済的な理由等により、修学困難な学生をサポートすることを目的として、「公益信託山本猛夫記念奨学基金」を1992年に設立し、委託者として支援。今年度は新たに4名の学生が新規奨学生として認定され、11月17日に認定書 […]

大澤科学技術振興財団 25年度は助成9491万円

研究開発33課題、国際交流7件 大澤科学技術振興財団(理事長・大澤伸朗オーエスジー社長)は、2025年度の研究助成テーマを決定。11月7日にホテルアソシア豊橋(愛知県豊橋市)で贈呈式を執り行った。  今年度は、33件の研 […]

工作機械・切削工具メーカーが各地でプラショーやカンファレンスを開催

オークマ「オークマ・マシンフェア2025」 オークマは11月12日から14日までの3日間、愛知本社で「オークマ・マシンフェア2025」を開催した。 人手不足や熟練作業者不足などの課題を解決する同社の最新技術を披露した。5 […]

トピックス

関連サイト