2026年2月13日(金)

新工場が本格稼働
生産能力3割引き上げ
協育歯車工業

半導体、ロボット向け強化

 協育歯車工業(東京都台東区、03・3831・8238)は3月、埼玉県春日部市で4棟目の新工場を本格稼働させた(写真)。半導体やロボット業界向けなどの高精度歯車の生産を強化する。ロボットなど自動化投資を行い、約3割の生産能力アップを目指す。

 新工場は従来の春日部工場の隣接地に建設。3階建てで延べ床面積2000㎡。建物や機械設備など約7億円を投資した。長期的に成長が期待される半導体やロボット業界向けで多く使われる、小型の精密歯車などの生産を強化するため、小型の精密自動旋盤や小型ベベルギヤ研削盤を新たに導入した。

 自動化への投資も強化。ワークの自動供給装置や、ロボットでのマシニングセンタに自動でワーク搬送できるシステムなども構築した。こうした自動化により、早い段階で内製の加工能力を従来よりも3割アップさせる。

 同社が現在の春日部市で最初の工場(現在のA工場)を稼働させたのは1982年。84年にB工場、89年にC工場を建設し、拡張を続けてきた。今回の工場はD工場の位置づけで、4工場合わせて、延床面積5000㎡と従来に比べ1・67倍となった。

 同社は19年5月期の売上高を14億円と見込む。井田斉昭社長は「新工場をできるだけ早い段階で、生産能力これまでより3割は引き上げたい。一時的に半導体やロボット業界は落ち込んでいるが、長期的に見て需要が拡大することが見込まれているのでしっかりと供給体制を整えたい」としている。

日本産機新聞2019年4月5日

[ ニュース ][ 会社移転・新設 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

2026トップ年頭語録【3】

大阪機械器具卸商協同組合 中山哲也理事長「不景気こそ次の備え」 景気が悪くなると多くの会社はどう経費を圧縮しようか、利益を出そうかと考える。首をすくめ余計な動きをしないようにする。 けれど景気が良くなるとすくめていた首を […]

2026トップ年頭語録【4】

大阪上町機工会 谷村貴洋会長「原点回帰と未来へ」 大阪上町機工会は1951年に発足し、75年の歴史を持つ。先代たちが戦後の焼け野原の中で、一生懸命に商売をして今に至っている。政治や経済など色々なリスクはあるが、先代たちは […]

エヌティーツール「脱着からプリセットまでを完全自動化」【特集:〜自動車産業〜提案したい技術はこれだ!】

ここ数年、国内の自動車産業は電気自動車(EV)の需要鈍化やトランプ米政権の関税政策で次の一手が見えづらく、難しい局面が続く。2026年はHV関連を中心に少しずつ回復する予測もあり、自動車産業の設備投資が期待される。ただ、 […]

トピックス

関連サイト