2026年10月12日(月)

新工場が本格稼働
生産能力3割引き上げ
協育歯車工業

半導体、ロボット向け強化

 協育歯車工業(東京都台東区、03・3831・8238)は3月、埼玉県春日部市で4棟目の新工場を本格稼働させた(写真)。半導体やロボット業界向けなどの高精度歯車の生産を強化する。ロボットなど自動化投資を行い、約3割の生産能力アップを目指す。

 新工場は従来の春日部工場の隣接地に建設。3階建てで延べ床面積2000㎡。建物や機械設備など約7億円を投資した。長期的に成長が期待される半導体やロボット業界向けで多く使われる、小型の精密歯車などの生産を強化するため、小型の精密自動旋盤や小型ベベルギヤ研削盤を新たに導入した。

 自動化への投資も強化。ワークの自動供給装置や、ロボットでのマシニングセンタに自動でワーク搬送できるシステムなども構築した。こうした自動化により、早い段階で内製の加工能力を従来よりも3割アップさせる。

 同社が現在の春日部市で最初の工場(現在のA工場)を稼働させたのは1982年。84年にB工場、89年にC工場を建設し、拡張を続けてきた。今回の工場はD工場の位置づけで、4工場合わせて、延床面積5000㎡と従来に比べ1・67倍となった。

 同社は19年5月期の売上高を14億円と見込む。井田斉昭社長は「新工場をできるだけ早い段階で、生産能力これまでより3割は引き上げたい。一時的に半導体やロボット業界は落ち込んでいるが、長期的に見て需要が拡大することが見込まれているのでしっかりと供給体制を整えたい」としている。

日本産機新聞2019年4月5日

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