2025年11月26日(水)

魚津工場を再稼働
三菱日立ツール

3極体制で生産強化

 三菱日立ツール(東京都墨田区、03・6890・5101)はこのほど、休止していた魚津工場(富山県魚津市)を2020年度に再稼働させると発表した。同社は25年度まで年率5%の成長を見込んでおり、現状の成田工場(千葉県成田市)と野洲工場(滋賀県野洲市)では生産スペースが足りなくなると判断。魚津工場を加えた3工場体制で対応する。

 魚津工場は、1936年に魚津製作所として創業後、97年に日立ツール(現三菱日立ツール)に合併、同社のドリル製造拠点として稼働していたが、2009年に野洲工場に統合された。

 再稼働後は金型加工関連の超硬工具を製造する予定。敷地面積は約2万3400㎡、延床面積は約1万1000㎡。

 新見章彦事業戦略本部長は「現状の2工場では21年度には生産が追い付かなくなる。魚津工場を加えた3工場体制で、国内外の需要増加に対応していきたい」としている。

日本産機新聞2019年1月20日号

[ ニュース ][ 会社移転・新設 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

NKE 小型・軽量×高把持力×省エネを実現する最新エアチャック

自動化ラインやロボット活用に貢献 搬送機器や自動化機器の設計・製造・販売を手掛けるNKE(京都市伏見区、075・924・0653)は業界初となる革新的な二つ爪角型平行エアチャック『UltraForceシリーズ(ウルトラフ […]

全機工連 全国大会・関東大会を開催

460人が参加 自動車や生成AIの講演 全日本機械工具商連合会(坂井俊司会長・NaITO社長)は11月4日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で第45回全国大会・関東大会を開催。全国から機械工具商ら約460人が参加した […]

工作機械 25年9月度受注 11%増の1391億円を記録

内需は自動車の不調続く 日本工作機械工業会(日工会、坂元繁友会長・芝浦機械社長)はこのほど、2025年9月の工作機械受注額が前年同月比11%増の1391億4600万円になったと発表。7カ月連続で1200億円を超えた。 内 […]

トピックス

関連サイト