真のグローバル企業に/売上高1000億円目指す 今年3月、ソディックは、圷祐次副社長が代表取締役CEO社長執行役員に就く人事を発表した。欧米経験が長い圷社長は自身のミッションを「ソディックを真のグルーバル企業にすること」 […]
不二越 新ブランドの超硬ドリル
寿命、従来の2倍以上
不二越は、従来の2倍以上の長寿命化を可能にした新ブランドの汎用超硬ドリル「アクアREVOドリル」を発売した(写真)。素材、形状、皮膜の全てを一新し、高精度化、高速化も実現。初年度には年間売上高10億円を目指し、今後は他のラウンドツールなどでも「アクアREVO」シリーズとして広げていく考えだ。
不二越は1999年に「アクアドリル」を発売し、2008年には「アクアドリルEX」を発表。その後、業界では先駆けとなるドリルの先端角を180度にした「アクアドリルEXフラット」を出すなどシリーズを拡充してきた。
約10年ぶりとなる、新ブランド「アクアREVO」ドリルは、工具の三大要素とも言われる、素材、形状、コーティングを全面刷新した。素材では耐摩耗性と高い靭性を両立した専用の超硬母材を開発。約20億円を投資し、専用工場を建設するなど、内製化も図った。
形状でも一般的に採用されている切れ刃のフック形状ではなく、直線切れ刃とした。これにより、切削時の応力を分散でき、切りくず形状が安定化し、高い生産性を可能にする。
コーティングでは、耐酸化性と耐摩耗性に優れた2種類の被膜をナノレベルで積層する「REVO―Dコーティング」を開発。超平滑化処理も施し、スムーズな加工ができる。
スタブとレギュラーの2タイプをラインナップし、ともにφ2~φ16㎜で全181寸法をそろえた。価格は従来のEXドリルより安く設定した。今後はエンドミルなどにも「アクアREVO」シリーズとして展開していく予定で、3年後には年間売上30億円を目指す。
日本産機新聞 平成30年(2018年)12月5日号
回転スピード3段階/車のタイヤ、効率良く取付け ベッセル(大阪市東成区、06・6976・7771)は、回転モードを切り替えることで自動車のタイヤを効率良く取付けられる充電インパクトレンチを発売した。自動車組立・整備工具の […]
レヂボン水魚会 支部総会を開催 日本レヂボン(大阪市西区、06・6538・0136)は6月10日、宝塚ホテル(兵庫県宝塚市)で関西支部と中・四国支部合同のレヂボン水魚会支部総会を開いた。グループ企業との連携による海外市場 […]