内需は自動車の不調続く 日本工作機械工業会(日工会、坂元繁友会長・芝浦機械社長)はこのほど、2025年9月の工作機械受注額が前年同月比11%増の1391億4600万円になったと発表。7カ月連続で1200億円を超えた。 内 […]
気軽に集まれる場に
東京都機械工具商業協同組合 八鍬 範子さん
この人に聞く
東京都機械工具商業協同組合(小池達夫理事長・平和テクニカ社長)は、今年6月に会員企業の社員同士が交流を図ることを目的とした親睦組織「ときメイト」を発足させた。「気軽に同じ業界で働く社員さんが集まれる場づくりをしたい」と話す、事務局を務める東機工の八鍬範子さんに取り組みや発足の経緯などを聞いた。

交流会「ときメイト」
ーどういういきさつで発足したのでしょうか。
今年3月に入局したばかりなので、私はいなかったのですが、小川修一前理事長(オーマット会長)の発案だったそうです。「同じ業界で働く社員同士が交流を図れる場を作りたい」という思いがあったと聞いています。もちろん、出会いの場であってもいいとも聞いています(笑)。
ーなぜ「ときメイト」という名称にしたのですか。
今年3月に発足準備委員会を設け、どういう形にしていくかを議論し、6月に参加者みんなで決めました。東機工に集まる仲間、ときめく仲間、時をともにする仲間など複数の意味を込めました。
ーどういう組織運営になっているのでしょう。
特別な取り決めはないのですが、「経営者は参加しないこと」が唯一でしょうか。経営者がいると若い社員さんは気を使うでしょう。また、発足メンバーはいますが、会長やリーダーを決める予定もありません。イベントごとにリーダー的な人はいてもいいと思いますが、義務になってしまうと気軽に集まろうという本来の趣旨とは異なってしまいます。だから、年に何回やるとも決めず「こんなことしたいね」という感じで集まれればいいですね。
ーすでに大井競馬場で競馬観戦もしました。
40人近く参加頂けました。これも発足メンバーで「何がしたいかな」って感じで、みんなで話し合って決めました。初めての人もいて結構楽しんで頂いたようです。
ー今後の予定や目指す姿などはありますか。
事務局には会議スペースもありますし、まずは皆さんが気軽に集まれる場にしていきたいですね。そこで自然にしたいことを話し合えて徐々に決めていければいいです。すでに「みんなが役立つ勉強会ができればいいね」なんて意見も出ています。
日本産機新聞 平成30年(2018年)11月5日号
期初予想から0・8%減の4802億円 日本機械工具工業会(佐橋稔之会長・住友電気工業常務)は2025年度の生産額見通しを6月に発表した期初予想から0・8%減の4802億円(前年度比1・7%増)に下方修正した。前年度比では […]
自動化需要さらに増加 機械工具上場商社の2025年4—9月期決算(トラスコ中山、フルサト・マルカホールディングスは1—9月期、NaITOは3—8月期)が出揃った。自動車の設備投資が依然として鈍いが、人手不足を背景に増加す […]






