供給網の強靭化、重要性高まる 経済産業省は2024年4月に「航空機産業戦略」を策定し、今後の方向性を打ち出した。成長のカギの一つとして挙げるのが、サプライチェーン(供給網)の強靭化。安定供給を実現するため、国内に加え、海 […]
トラスコ中山 最大の物流拠点
50万アイテムの「工具箱」
プラネット埼玉本格稼働
トラスコ中山は10月1日、同社最大の物流拠点となる「プラネット埼玉」(埼玉県幸手市)を本格稼働させた。在庫を50万アイテム収容できるなど、日本最大の「工具箱」と位置づけ、さらなる物流機能の強化を図る。
幸手インターのすぐ近くに位置し、敷地面積は4万7261㎡、延べ床面積4万2656㎡の4階建て。最新の物流設備や土地、建物に約200億円を投資した。32万アイテム、46億円の在庫でスタートするが、23年までに最大の52万アイテムまで引き上げる。配送エリアは、自社専用便配達は埼玉、茨城、群馬(一部)、販売店とユーザーへの直送は東日本エリアをカバーする。
「ロジスティックス ワンダーランド」と呼ぶほど、最新で多彩な物流機器を採用。19年導入予定の24台のロボットがコンテナの出し入れを行う高密度収納システム「オートストア」や、作業者のもとに棚を移動させる自走型搬送ロボット「バトラー」73台の設置など、物流作業の効率化を図り、最大1日5万件出荷できる体制を整えた。
免震構造を採用したほか、2832枚の太陽光パネルを設置し、自家発電で賄えるほどの電力を発電する。物流センターで働く社員のために託児所も整備したほか、1食300円で食べられる食堂も設置するなど、保育士や栄養士、調理師には同社社員を採用し、福利厚生施設も充実させた。

日本産機新聞 平成30年(2018年)10月5日号
ベトナムの格安航空会社(LCC)がボーイングに200機を発注するなど航空機の需要が急拡大しているベトナム。旺盛な航空機の需要増に合わせ、欧米の航空機や部品メーカーが現地でのサプライヤー開拓を進めている。ベトナムで航空機部 […]
アジアでは新興国の人口増加や経済成長、インフラ需要などに伴い、航空機産業は今後さらなる伸びが期待されている。政府もこうした需要拡大を見込み、アジアでの航空機産業へのサプライチェ—ン参画を強化するため、補助金や官民連携など […]






