SPEEDIOシリーズ「M200/300Xd1」 ブラザー工業はSPEEDIOシリーズの複合加工機「M200/300Xd1」で、従来の旋削加工とマシニング加工に加え、新たにギア加工の専用機能(オプション)を開発した。スカ […]
パナソニック・エコソリューションズ社が拡充
±20%のトルク精度6機種
パナソニック・エコソリューションズ社(大阪府門真市、06・6908・1131)は、自動車の組立などに使う充電インパクトドライバーとレンチを拡充した。トルク管理精度±20%で、M5~M14のボルト・ナットに対応する6機種。ラインアップを充実させ、エア工具からの置き換え需要を開拓する。

車の組立市場を開拓
発売したのはM5~M8、M6~M8に対応する2機種と、M5~M8、M6~M8、M8~M10、M10~M14に対応するポカヨケ機能搭載の4機種。これでトルク管理精度±20%のシリーズは従来機種と合わせてM5~M14のボルト・ナットに対応する機種が揃った。
トルク管理精度±20%のシリーズは昨年初めて開発し、M8~M10とM10~M14に対応する2機種を発売した。電池の残量が少なくなっても一定の打撃力を保つ独自の制御方式や、ボルト・ナットの着座判定レベルを高める高精度センサを採用。これらにより±20%の精度を実現した。
自動車の組立工場では車体の品質向上のため締付トルクの管理を強化する取り組みが進み、経験の浅い作業者でも安定した締結作業をする必要性が高まっている。その一方、配管やホースが必要なエア工具からコードレスで作業しやすい電動工具への置き換えが進んでいる。
同社はトルク管理精度±25%のシリーズでM5~M24に対応する機種を揃えている。±20%と±25%の豊富なラインアップや、トルク管理精度を高めたり配管・ホースなどの費用を抑えたりすることができる特長をアピールし、自動車や建設機械、農機などの組立市場を開拓する方針。
日本産機新聞 平成30年(2018年)9月20日号
[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
吸チャックボーイ ニューストロングの「吸チャックボーイ」は特殊治具の制作やセッティングの手間、工程の削減ができる真空チャック。真空を利用してワークを吸着するため、バイスなどで必要なクランプ代が不要で、吸着面以外の5面の加 […]
薄型UBL/OPA/OPNチャック 顧客ニーズに応じ最高の機能と品質を併せ持つ帝国チャックの『デザインチャック』は「掴んで引き込む」の二面拘束を基本にワークとチャックを密着させ、ビビりを抑制することで難物なワークも高速・ […]






