指導経験積む時間つくる/業務過多を解消するには 目標を目指す営業が面白くて、熱中するうちに成績上位の常連になった。実績が認められ、20~30歳代で課やチームのリーダーに抜擢される。いわゆるプレイングマネージャー。業務をこ […]
市販事業を強化
NTNセールスジャパン 黒田 宗博 社長
この人に聞く 2018
NTNは国内の補修を含む市販事業強化に乗り出す。今年4月、NTNのアフターマーケット事業本部の国内支社と、子会社のNTNベアリングサービス(NBS)を統合し、社名をNTNセールスジャパン(NSJ)に変更した。2つに分かれていた代理店向けルートを一本化し、販売やサポートの強化につなげる。「代理店との関係をより強固にするとともにユーザーへの深耕を図りたい」と話す黒田宗博社長に、統合の狙いなどを聞いた。

ーなぜ今統合か。
国内市場が大きく伸びづらい状況で、国内市販市場のシェアを高めていく必要がある。4年前にアフターマーケット事業本部を立ち上げたが、今回の統合でそれを加速させる。代理店と共にこれまで以上にユーザーに深耕を図る。
ー統合の具体的な内容は。
国内の代理店85社は、NTNから直接購入頂くか、商品によってはNBSから購入頂く2つのルートがあった。この販売を一本化することで、ニーズや情報の集約を効率的に行い、迅速な対応を図れる体制にする。NBSはユーザーに直販していたり、代理店以外のルートに販売していたりしていたが、統合を機にこれらも止めた。
ー代理店や販売店の対応への変化は。
約160人の体制になったので、まずはお客様への訪問頻度を高めたい。技術的なサポートは、テクニカルサービスカーや個別の展示会・技術講習会はこれまで同様NTNのアフターマーケット事業本部の技術部が対応する。NBSの強みだった24時間以内の納入サービスは新会社が引き継ぐので、物流サービスは変わらないし、将来的にはむしろ強化する。
ーシステムの部分は。
NBSの受発注システム「Hⅰ-JET」と、NTNの「e-WINGS」は当面併存させるが、来年をめどに統合し、全ての発注業務が1画面でできるようにする。NSJにはシステム課もあるので、在庫の見せ方など代理店が行うネット受注への支援や、代理店システムとの連携を強めビジネススピードを上げる。
ー今後の展開は。
当社の代理店体制はネットワークや強固な関係性が強みだ。ユーザーへの訪問頻度を高めたり、サービスを向上させたりして、今後もさらに強固にしていく。
ー補修を含む国内市販市場をどう位置付ける。
NSJだけでなくNTNでも重要事業と位置付けている。国内市販市場を含むグローバルでのアフターマーケット市場の世界シェアは現在10%強だが、もっと高めていく。そのために、NTN商品が欲しいと思って頂けるブランド価値の向上が不可欠だ。圧倒的な商品力、技術を含めたサービス力、世界中どこでも適切に供給できるデリバリー、それらを実現する組織力をNTN、NSJ共にさらに強化していく。
日本産機新聞 平成30年(2018年)7月20日号
昨今、自動車業界の認証不正やリコールなど、日本のモノづくりの信頼性を揺るがす問題が多い。さらに、車のEV化をはじめ、電子・半導体、航空宇宙、医療など様々な産業で、新たな製品や技術開発が活発化しており、開発した製品の検査・ […]
NC旋盤用チャック、研削盤のダイヤフラムチャック、マシニングセンタのシリンダ内蔵チャックなど顧客ニーズに応じ最高の機能と品質を併せた特殊仕様「デザインチャック」を手掛けている帝国チャック(大阪府八尾市)は創業100周年を […]






