2026年7月30日(木)

フルードパワー工業会 21年に9000億円超
油・空圧機器出荷額

油・空圧機器出荷額
 日本フルードパワー工業会(石川孝会長)はこのほど、2021年に油・空圧機器の出荷額が9308億円に達するという長期予測を発表した。建設機械や工作機械、ロボット向けなどを中心に油圧機器、空圧機器ともに高水準の需要が見込まれる。

 17年の油・空圧機器の出荷額合計は対前年比21.1%増の8181億円と過去最高額を更新した。油圧機器は同18.5%増の3447億円、空圧機器は同23.2%増の4734億円だった。

 油圧機器は、需要先の約4割を占める建設機械で排ガス規制強化に伴う駆け込み需要があったほか、工作機械向けなどが堅調だった。一方、空圧機器は、工作機械や産業用ロボット、半導体製造装置などの一般機械向けの需要が好調で、初めて4000億円超となった。

 18年は同7.7%増の8811億円と予測する。油圧機器では中国の建機市場の好況や米国市場の堅調など外需がけん引し、空圧機器では内外需ともに自動化投資の活発化が見込まれる。石川会長は「昨年は素晴らしい成長を遂げた。この好況はしばらく続くとみている」。

 また、21年までの需要見通しも発表。21年の油・空圧機器の出荷額は17年比13.7%増の9308億円で、そのうち油圧機器が3962億円、空圧機器は5346億円と予測した。

 石川会長は「穏やかながら好調な景気が続く」とする一方で、「世の中はIoTやAIの活用によって、かつてないほどのスピードで変化を遂げるだろう。フルードパワー業界も変化に対応し、革新的な技術を創造していかなければならない」と将来を見据えた活動の必要性を訴えた。

日本産機新聞 平成30年(2018年)6月20日号

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

monolyst  「AIマスタマッチ」機能で品番・表記揺れを自動照合

monolyst 「AIマスタマッチ」機能で品番・表記揺れを自動照合

機械工具向けAIセールスプラットフォーム「monolyst(モノリスト)」を手掛けるmonolyst(東京都渋谷区、03・6683・4068)はこのほど、AIマスタマッチ機能を拡張した。メーカーと自社で異なる管理品番や品 […]

中日本ユニソル会の総会が開催、各社が強み持ち寄り相互発展を狙う

中日本ユニソル会の総会が開催、各社が強み持ち寄り相互発展を狙う

ユニソル中日本支社(松吉正訓支社長)の主要仕入先で構成する中日本ユニソル会(風見賢児会長・日東工器中日本支社長)は、6月25日、ストリングスホテル名古屋(名古屋市中村区)で2026年度総会を開いた。今年1月1日にユニソル […]

【特集:商社トップインタビュー】各社に聞く、今年力を入れること②

人手不足や地政学リスク、AIの普及、半導体市場の成長など製造業を取り巻く環境は大きく様変わりしている。こうした環境変化に対応し、販売店を支えるため、商社は物流やECサイトの強化、PBや自動化に貢献する商品の拡充など独自の […]

トピックス

関連サイト