2026年10月17日(土)

フルードパワー工業会 21年に9000億円超
油・空圧機器出荷額

油・空圧機器出荷額
 日本フルードパワー工業会(石川孝会長)はこのほど、2021年に油・空圧機器の出荷額が9308億円に達するという長期予測を発表した。建設機械や工作機械、ロボット向けなどを中心に油圧機器、空圧機器ともに高水準の需要が見込まれる。

 17年の油・空圧機器の出荷額合計は対前年比21.1%増の8181億円と過去最高額を更新した。油圧機器は同18.5%増の3447億円、空圧機器は同23.2%増の4734億円だった。

 油圧機器は、需要先の約4割を占める建設機械で排ガス規制強化に伴う駆け込み需要があったほか、工作機械向けなどが堅調だった。一方、空圧機器は、工作機械や産業用ロボット、半導体製造装置などの一般機械向けの需要が好調で、初めて4000億円超となった。

 18年は同7.7%増の8811億円と予測する。油圧機器では中国の建機市場の好況や米国市場の堅調など外需がけん引し、空圧機器では内外需ともに自動化投資の活発化が見込まれる。石川会長は「昨年は素晴らしい成長を遂げた。この好況はしばらく続くとみている」。

 また、21年までの需要見通しも発表。21年の油・空圧機器の出荷額は17年比13.7%増の9308億円で、そのうち油圧機器が3962億円、空圧機器は5346億円と予測した。

 石川会長は「穏やかながら好調な景気が続く」とする一方で、「世の中はIoTやAIの活用によって、かつてないほどのスピードで変化を遂げるだろう。フルードパワー業界も変化に対応し、革新的な技術を創造していかなければならない」と将来を見据えた活動の必要性を訴えた。

日本産機新聞 平成30年(2018年)6月20日号

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