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オーエスジー IT戦略部が働き方改革
働きやすいオフィスに
オーエスジー(愛知県豊川市)は、工場のスマートライン化とともに、事務所の働き方改革も進めている。
このほど、社内の基幹システムの構築・維持運用を担うIT戦略部(神谷伸顕部長)がオーエスジーアカデミーから大池工場へのオフィス移転に伴い、フリーアドレス制やペーパーレス化など、職場環境を一新した。
コンセプトは『「多様性の効率的な融合」~わくわく(WorkWork)スペース~』で、完全に席をフリーアドレス制にし、オフィス内をコミュニケーションエリア、協働エリア、集中エリアに分けて、その時の自分の仕事内容に応じて席を選べる。これにより社員同士のコミュニケーションが活発化し、生産性も向上しているという。また、ペーパーレス化も実現。書類キャビネットもFAXも無くなり、出入り業者も含めて会議資料も全て電子ファイルで共有する。固定電話も一部を除き一掃した。BGMも流され、心地よく仕事ができる。
さらに、オフィス壁面に大型マルチモニターを設置し、そこに具体化した新システムのプロトタイプの評価やアイデアについて意見を交わす。現在は、大池工場に導入したばかりの稼働状況モニターを表示しており、リアルタイムの生産実績や稼働監視などのほか、今後対応予定の予防保全などについて現場も含めた活発な意見交換が行われている。このモニターについては、今後、他工場にも展開する計画で、事務所にいても進捗やトラブルが把握できるようにする。
働く人の満足度を高めることが仕事の効率アップにつながるとの考えから、多くの社員の声を反映したオフィスづくりに取り組んでいる。
日本産機新聞 平成30年(2018年)3月20日号
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