自動化の新技術が注目されたメカトロテックジャパン(MECT)2025。なかでもひと際目立ったのが、中小企業が導入しやすい自動化技術だ。少ない台数のマシニングセンタ(MC)の生産管理をしたり、手頃な価格でワーク自動交換装置 […]
【ウェブ限定】吸着クランプシステム―シュマルツ
あらゆる形状に対応
コスト、段取り時間を大幅削減
真空機器メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区、045・565・5150)はこのほど、曲面や凹凸のあるワークを吸着搬送、クランプできる3D吸着クランプシステム「SSCB」を発売した。今までワークに合わせて必要だった専用治具が不要になり、コストや段取り時間を大幅に削減する。
吸着パッドと位置決めピンが一体化しており、従来のパッドのみでの吸着に比べ、安定性が向上。揺れや位置決めのばらつきを抑える。位置決めピンは圧縮エアで高さを調節できるため、あらゆる製品に対応する。
今までは基準ピンやガイドなどを使用し、各ワークに合わせて専用の搬送ハンドや治具を製作する必要があったが、「SSCB」によって汎用化が可能。特に多品種・小ロット生産の加工や溶接工程に適している。
製品ラインアップは、位置決めピンのセットアップが容易な一括ロックタイプと位置決めピンの許容荷重がより大きい個別ロックタイプの2種類をそろえる。
ロボの活用で測定自動化 高精度ワークを機上計測 東京精密は棚型ストッカー「TARNER」と、小型三次元測定機「ZEISS Dura MAX」を展示し、協働ロボットがワークを測定機まで自動搬送する測定の自動化を提案した。T […]
従来の大量生産型から変種変量生産に対応する動きが加速しており、中小ユーザーを中心に手軽かつ低価格で自動化を可能にする提案が求められている。MECTでは『ワーク交換の自動化』をテーマに、簡単に自動化・省人化を図る提案が多数 […]






