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USAGIを工具調達にどう活かす
早川鉄工 早川宏紀社長に聞く
誤発注・誤納品ゼロに
機能の進化に期待
高松産業などフェイス&ネットに参加する機械工具販売店がユーザーとの間で運用する電子取引システム「USAGI」。見積もりや注文に加え、新規取引先の開拓もでき、利用するユーザーがじわじわと増えている。ユーザーはなぜ利用するのか、そのメリットや魅力は。精密部品加工メーカー、早川鉄工の早川宏紀社長に聞いた。
見積もり・注文、進捗分かる安心感
ーUSAGIをなぜ利用し始めたのですか。
「利用無料なのと使い方や画面デザインがとてもシンプル。とっつきやすそうだから2年前、使い始めました」。
「USAGIの良い所は、曖昧なキーワード入力でも工具の見積もり依頼や注文ができること。他のネット販売サイトのようにメーカー名、商品名、型番、個数を正確に入力する必要がない。例えば商品名と個数だけでもいいし、いつも注文している工具なら『いつものドリル5個』でもいい。ウェブカタログの写真をクリックして個数を指示するのでもいいんです」。
ー確かに便利ですが間違いは無いですか。
「USAGIを利用する取引で注文漏れや誤納品は一度もありません。見積もりや注文も送信先の販売店で複数の営業担当者がダブルチェックしてから対応してくれています。当社がよく使う工具や事業内容を熟知しているから、あまり買わない工具の型番を入力したりキーワードが曖昧過ぎたりすると担当者が電話やメールをくれる。『間違えていませんか』と。逆に、間違えた注文の商品は変更し直せるし、納期も交渉できる」。
ー見積もりや注文の電話やファックスをネットに置き換えたという感覚でしょうか。
「そのとおりです。それに依頼した見積もりの進捗もサイトの画面で確認できる。依頼は営業担当者が確認すると『作業中』の表示が出る。未作業のままだったり、作業中でも回答に時間がかかっていたりすれば電話で『どうなっていますか』と問い合わせすればいい。今は外出先からでもスマートフォンを使って確認できる。販売店との情報伝達を補完するツールという感覚です」。
ー使いこなしている感じを受けます。
「当社は電力開閉装置や舶用エンジンの精密部品の切削・研削加工を手掛けています。切削工具は平均して月数十万円分購入する大切な生産財。欠かすことができません。見積もりや注文の指示が極めて簡単で、進捗をサイトの画面で確認できる。発注・見積もりの履歴を画面で見れるし、ミスがあってもやり直しが効く。販売店の担当者は日々訪問もしてくれるから対面でも相談できる。これほど便利な工具調達のツールと仕組みは無い」。
ーUSAGIは新機能を追加し進化しています。
「当初は見積もりや注文だけでしたが、今は新規取引先を探せるビジネスサポートシステム(BSS)という機能もある。BSSはUSAGIを利用する他の製造企業と調達先や販売先としてビジネスマッチングをできるというもの。USAGIを利用する企業が日本全国に広がっていけば、日本の製造業のビジネスチャンスはもっと広がっていくのではないでしょうか」。
会社概要
本社:香川県坂出市林田町672‐4、0877・47・0224
代表者:早川宏紀氏
創業・1946年
社員数18人
事業内容:電力開閉装置や舶用エンジンなどの精密部品の切削・研削加工。
日本産機新聞 平成30年(2018年)2月20日号
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