2025年11月26日(水)

小川善 マコトの販売事業を譲受

 Joyful喜一ホールディングス(大阪市西区、06・7176・7771)の機械工具直需販売会社・小川善は2月1日、後継者がおらず事業承継を模索していたマコトから測定機器販売事業を譲り受けた。

 マコトは測定機器の直需販売が主力で、関西のユーザーを中心に測定機器や機械工具を販売していた。小川善はマコトの商権を譲り受けるとともに、従業員も受け入れ、顧客への販売活動を継続する。

 小川善は、今後測定機器の販売も強化することで顧客への提案力を高めていくが、Joyful喜一HDグループ内の機械工具商社の喜一工具やカタログ販売のエスコでも測定機器の販売を検討する。

 Joyful喜一HDはこれまで、児玉商事や小川善、新和鋼機など機械工具販売から撤退した商社の事業を受け入れてきたが、Joyful喜一HDの田中健一社長は、「廃業により商品供給が滞ってはユーザーの損失が大きい。これを同業者として看過することはできないと感じた」とし、「今後も、こうした申し入れにはできる限り応えていきたい」。

日本産機新聞 平成30年(2018年)2月5日号

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

NKE 小型・軽量×高把持力×省エネを実現する最新エアチャック

自動化ラインやロボット活用に貢献 搬送機器や自動化機器の設計・製造・販売を手掛けるNKE(京都市伏見区、075・924・0653)は業界初となる革新的な二つ爪角型平行エアチャック『UltraForceシリーズ(ウルトラフ […]

全機工連 全国大会・関東大会を開催

460人が参加 自動車や生成AIの講演 全日本機械工具商連合会(坂井俊司会長・NaITO社長)は11月4日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で第45回全国大会・関東大会を開催。全国から機械工具商ら約460人が参加した […]

工作機械 25年9月度受注 11%増の1391億円を記録

内需は自動車の不調続く 日本工作機械工業会(日工会、坂元繁友会長・芝浦機械社長)はこのほど、2025年9月の工作機械受注額が前年同月比11%増の1391億4600万円になったと発表。7カ月連続で1200億円を超えた。 内 […]

トピックス

関連サイト