15万人以上の来場者見込む 世界最大規模のロボットの専門展示会「2025国際ロボット展」(主催日本ロボット工業会・日刊工業新聞社)が12月3日に東京ビッグサイトで開幕する。出展者数は673社・団体と過去最多の規模で、来場 […]
川崎重工業とABBが協働ロボ分野で協業
使いやすい環境を整備

川崎重工業とスイスのABBは協働ロボットの分野で協業する。操作面の共通化を図るなど、ユーザーがロボットをより使いやすい環境を整え、中小のユーザー開拓につなげる。
インターフェイスの標準化など操作面の共通化に加え、安全基準に関する政策などを当局と意見交換するといった分野で協力する。協働ロボットの認知度向上のためのキャンペーンなども一緒に行う。
川崎重工は「duAro」、ABBは「YuMi」という、双腕の協働ロボットを持つ。安全面や、つかいやすさなどで市場を広げていくには、類似のロボットを持つ両社で進めていくほうが早いと判断した。
協働ロボットは柵なしで人と一緒に働けるロボ。労働力不足や多品種少量生産が増えるなかで、産業用だけでなく、オフィスなどサービス分野での市場拡大も見込まれている。
川崎重工の常務執行役員の橋本康彦ロボットセンター長は「今後は他メーカーも含め、様々な分野でのメーカーを超えた協業が必要になる」と話した。一方、ABBのロボティクス事業のパーベガード・ニースマネージングディレクターも「ほかにも優れた分野があれば協業も考えたい」とさらなる発展に含みを持たせた。
日本産機新聞 平成29年(2017年)12月5日号
[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
国内外からロボット関連企業・団体が一堂に会する国際ロボット展では製造業や建設業を支える最先端のスマートプロダクションロボット(産業用ロボット)をはじめ、ロボットにAMRや多様な装置を組み合わせたロボットシステムによる現場 […]
NC旋盤用チャック、研削盤のダイヤフラムチャック、マシニングセンタのシリンダ内蔵チャックなど最高の機能と品質を持ち併せた特殊仕様『デザインチャック』を手掛ける帝国チャック(大阪府八尾市)は創業100周年を迎えた。自動車を […]






