2026年10月7日(水)

やりがい感じる花形業種に
東機工 理事長 小池達夫氏に聞く

東京都機械工具商業協同組合 理事長 小池達夫氏(平和テクニカ社長)に聞く

技術革新支える仕事

小池達夫氏
 昭和55年平和テクニカ入社、平成16年社長就任、昭和30年生まれ、62歳。東京都出身。趣味は小旅行。座右の銘「人生腐らず焦らず辛抱強く」。
 約20年前、全日本機械工具商連合会の会報誌「かいほう」に機械工具業界の仕事は「地味だが、やりがいのある花形業種」と記した。この思いは今も変わらない。「我々の業務は本来、調達や購買代行だけではなく、生産に関わるコアな部分に入っていくことができる仕事」だからだ。

 しかし、最近では工場内へ自由に出入りできないことも増え、その実行は難しくなっている。このため「エンジニアリングや提案力が重要になる」とし、今年度の事業計画にも2つの強化を盛り込んだ。「これは普遍的な課題。小川修一前理事長の時から取り組んできたことと同じで、変えるつもりはない」とし、「具体的には皆で議論しながら事業を進める」考えだ。

 先の「かいほう」では、ユーザーやメーカーに若手を修行させる「社内留学制度」も提言してきたほど、人材育成も重視する。今年度から業界に関する講座が600以上もある「都立職業能力開発センター」の講習の授業料の一部を補助する予算を計上した。「若い人たちに、やりがいを感じてもらえる業界にしなければならない」。

 35年前の青年部の発足時のメンバーの一人で、「色んな経営者と交われたのは勉強になった」経験から、交流の重要性も訴える。昨年は全国大会の東京大会があったため、会合は40回を超えた。「(東京大会のおかげで)今まで以上に一枚岩になれたと思う。その雰囲気を持続させ、意見交換をもっと活発にしていきたい」。

日本産機新聞 平成29年(2017年)7月15日号

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