2026年8月26日(水)

東洋炭素が炭素繊維の熱処理トレイ

金属の1/5の軽さ

耐熱温度2000℃

東洋炭素 熱処理トレイ 東洋炭素(大阪市西淀川区、06・6472・5811)が、炭素繊維強化炭素複合材(C/Cコンポジット)を材料に用いた金属熱処理トレイの拡販に力を入れている。金属トレイと比べてワークの積載量を増やし、加工品質を高めることもできるメリットを生かし、熱処理の生産性改善策の一つとして、自動車部品などのメーカーに売り込む考えだ。

 このトレイは同社が手掛けるC/Cコンポジットで製作。C/Cコンポジットは耐熱性能が極めて高く(2千℃)、軽い(金属の約1/5)のが特長。このため熱処理で高温になっても変異せずワークに歪みを与えたりすることが無く、また最大積載量に対するトレイの重量を減らしてワークの積載量を増やせる。

 例えば、自動車部品や金型などの熱処理で、元の状態の形状や寸法をほぼ維持し、生産数量も大幅に増やせるという。自動車部品や金型などのユーザーには、既存の工業炉による改善方法としてアピールしていく。トレイは、ユーザーの要望に合わせてオーダーメイド品をつくる。

日本産機新聞 平成28年(2016年)7月25日号

[ 日本産機新聞 ][ 環境機器・工場管理 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

特集 メーカートップインタビュー① 工作機械・切削工具メーカー各社に聞く今年注力すること

国内の製造業は人工知能(AI)普及によるデータセンターの需要拡大、造船業界の復活、航空宇宙・防衛産業など需要が沸き起こる一方、イラン情勢や中国との経済摩擦による原材料の高騰、供給不足など課題も浮き彫りになり、日本の製造業 […]

ブラザー工業・寺倉 達雄常務執行役員「5軸加工ソリューションの提案」【特集:メーカートップインタビュー】

欧州市場の開拓なども –現在の市場環境は。 国内の自動車産業の投資が力強さを欠く一方、半導体関連市場は活況だ。特に、AIデータセンター関連需要が伸びている。また、石英ガラスやセラミックス、樹脂加工など、加工対 […]

イスカルジャパン・岡田 一成代表「MAX OUTのコンセプトを浸透」【特集:メーカートップインタビュー】

最少資源で最大効果を創出 –今年注力することは。 依然として、素材の価格高騰が続く中、最少の資源で最大の効果を発揮する「MAX OUT/MAX VALUE」というコンセプトを推進していく。前提として、製品の「 […]

トピックス

関連サイト