2025年12月8日(月)

機工メイト委、会員優遇措置を議論

データ更新頻度高める

価格改定に早期対応

機工メイト委員会
山出谷武俊委員長・山勝商会社長
 機工メイト推進委員会(山出谷武俊委員長・山勝商会社長)は4月12日、日航ホテル大阪(大阪市内)で第94回機工メイト推進委員会を開き、全国から同委員会メンバー約20人が参加し、昨年の販売実績や全日本機械工具商連合会(全機工連)の会員優遇措置などについて討論した。

 昨年度の機工メイト販売実績は1014台、システム数130で台数ベースでは前年度比13%減となった。ブロードリーフの小北光男リーダーは「全体シェアは上がっており、未ユーザーが多い団体へのセミナー・勉強会を開いたのが寄与している」と話す。

 一方で、全機工連会員企業への強化も必要との見解を示し、優遇措置として月額データベース利用料金を22%オフの7000円(非会員では9000円)や初回見積価格を定価の30%OFFにする案などが出され、現状の顧客満足度向上を努めていく方針だ。

 さらに、昨年に実施した既存顧客へのアンケート調査から使用頻度の高いメーカーに対してデータ更新頻度を現状の月1回から月2回更新にし、メーカーの価格改定時などに早期対応できる体制を整え、価格改定がない場合も確認済の情報を顧客に提供する案が出された。そのほか、検索機能を加えることなど、案が出された。 

日本産機新聞 平成28年(2016年)4月25日号

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

BIG DAISHOWA 中国・合肥にサポート拠点を開設

BIG DAISHOWA(大阪府東大阪市、仲谷開人社長)は、11月12日、中国安徽省・合肥に技術サポート拠点・合肥事務所を開設した。 顧客である代理店、特約店、販売店に対して、メーカーとして技術的側面から支援し、ユーザー […]

失敗は隠さず、逆質問を繰り返す【現場考】

失敗を許容できる空気が人材育成のヒント このコーナーを担当して管理職に課題や悩みをヒアリングするのが常になっている。最も多いのは育成や若手のサポートが難しいという声。管理職は40代以上が多く、昭和世代の上司に育成されてき […]

ユーテック 水性切削液「アクアブルー」を実用化へ

従来切削油と同等以上の加工性能を実現 環境負荷も大幅軽減 主に油圧装置の製造・販売を手掛けるユーテック(大阪府南河内郡、0721・984419)が従来の油性や水溶性の加工油に代わる新技術として、水性切削・研削液「アクアブ […]

トピックス

関連サイト