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喜一工具が新和鋼機事業所を新設
仕入れ・提案力にシナジー
喜一工具(大阪市西区、06・6532・6221)は、切削工具が主力の機械工具卸商社・新和鋼機(同市西区)の工具販売事業を5月1日、譲り受ける。新和鋼機の要請に応じるもので、商権や従業員を譲り受け、新設する新和鋼機事業所でこれまでの事業を続ける。
新和鋼機事業所は喜一工具の本社内に置き、新和鋼機の川松孝裕氏が事業所長に就任する。新和鋼機の年間売上高は約4億円。このうち関西や中四国、東海といった地域で機械工具を販売してきた新和鋼機の商流を引き継ぐ。新和鋼機は新和ネクサスに改称し不動産賃貸業に専念する。
新和鋼機が得意とするのは切削工具や作業工具。喜一工具の強みは輸入工具や物流力。新和鋼機事業所は、両社の仕入れや販売のノウハウ、物流力を融合し、顧客への提案力を高める。
一方、ともにJoyful喜一ホールディングスを親会社とするグループ会社のエスコ(カタログ販売)や小川善(販売店)とも連携する。喜一工具が中核となり共同で実施する出張展示会にも参加する。顧客からのニーズをエスコや小川善にフィードバックし商品開発にもつなげる。
今回の事業譲渡は昨年12月、自社での工具販売の継続に区切りをつけたい新和鋼機から、喜一工具に要請があったという。Joyful喜一ホールディングスの田中健一CEOは「今後もこういった申し入れにはできる限り応えていきたい」としている。
日本産機新聞 平成28年(2016年)4月25日号
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