『精産性』の高い機械追求 工具研削盤メーカーの牧野フライス精機(神奈川県愛川郡、046・285・0446)は5月1日、創業60周年を迎えた。2008年に三代目の社長に就任した清水大介社長は、「この先も10年、20年後も『 […]
三叉路…
〇…新型コロナ感染の第3波が広がり、機械工具業界にもその影響が出ている。感染を防ぐため、訪問による提案活動ができない。商談はできる限りウェブ会議で。衛生管理への意識が高い大手企業や医薬品、食品などのユーザーでその傾向が強いようだ。
〇…「けれどその理由は一様ではない。コロナを断り文句にされていることも」。工作機械商社の社長はそう指摘する。仕事の効率が優先される中、対面するほど価値がない。ユーザーにそう思われた営業は訪問する機会をもらえない。営業の基礎力が問われる。
〇…営業に必要な素養は、キャラと提案力。特にコロナ禍では提案力で差が出るという。ユーザーが手掛ける製品、現場の課題、将来の目標。そうした情報を理解し、次の改善につながる提案ができるか。その提案は決裁権を持つ人に伝わっているか。
〇…キャラ立ちするウサギとキャラの薄いカメ。スター性があり万人に受けるのはウサギ。しかしカメがウサギを抜くことがあるという。「ユーザーが求めるのは、寄り添い改善の手助けをしてくれること。コツコツと応え、力をつければ必ず伸びる。それは普遍的なテーマ。どんな時も怠ってはいけない」。
日本産機新聞 2020年12月20日
9社が増収、2社減収 ネット通販2社を含む機械工具上場商社の2025年3月期決算が出そろった(トラスコ中山、フルサト・マルカホールディングス(HD)、MonotaROは25年1-3月期、NaITOは2月期)。機械や工具は […]
貫く姿勢 上にも下にも 中間管理職について考える「現場考」。そもそも中間管理職が期待されていることは何なのだろうか。メーカーや商社の経営者に尋ねた。多くの経営者が答えたのは、「担当する組織に会社の方針を浸透させ、それに基 […]