2022年1月24日(月)

超精密位置決めドリル
イワタツール

MECTでロボット切削

 イワタツール(名古屋市守山区、052-739-1080)は新しい超精密位置決めドリルの「SPセンターZERO」(写真)を発表した。同製品はドリル位置精度1μmを実現し、10月23日からポートメッセなごやで開かれたメカトロテックジャパン(以下MECT)でも展示した。

 新製品の発表は約6年ぶりと言われる同社が発表したSPセンターZEROは、高精度な穴加工を求めるユーザーに最適で、ガイド穴の位置精度1μm以下を実現し、穴の入り口と出口のバリを低減、薄板穴加工にも活用できる。岩田昌尚社長は「位置がズレた状態でドリル加工すると、ドリル本体の寿命が悪くなる」とし、高精度な位置精度を実現する同製品の使用でドリル寿命が10倍に伸びた事例もあるという。工具径は0・1~6㎜をラインアップ。今年12月に発売予定で、販売目標は月1万本。また、イタリアの切削工具メーカーであるtee社の総代理店としてエンドミルを販売することも発表した。

 MECTの出展ブースでは碌々産業の加工機で実演加工したほか、サンアイ精機(岩手県奥州市)、かいわ(山梨県上野原市)、スターシステム(名古屋市中村区)、ヒーバックシステム(静岡県静岡市)とも共同展示。また、主催者企画のコンセプトゾーン内でロボットシステムを手掛けるトライエンジニアリング(名古屋市守山区)や国産高剛性ロボットを開発した安川電機と共同でロボット切削システムの実演も行い、トリミング機能を持った特殊なエンドミルを開発し、CFRPなど難削材の加工デモを行った。

 

日本産機新聞  2019年11月5日

[ 切削工具 ][ 日本産機新聞 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

業界団体 年頭所感

PART1:日本鍛圧機械工業会  北野 司会長「変化・変容で立ち向かう」PART2:日本ロボット工業会  小笠原 浩会長「ロボットの利用分野拡大へ」PART3:日本光学測定機工業会 […]

2022年各業界団体の見通し 受注・販売も、増加傾向続く

EV、5G関連に期待 工作機械・ロボット、測定機器 工作機械や産業用ロボット、測定機器など機械工具関連の2022年の業況は、昨年に続き増加傾向が続く。各業界団体が22年の見通しを発表し、日本工作機械工業会(日工会)は年間 […]

冨士精密  新たな実験室を稼働

冨士精密 新たな実験室を稼働

ナットなどテスト環境を強化 ゆるみ止めナットのメーカーである冨士精密(大阪府豊中市、06-6862-3112)はユーザーの課題解決やソリューション提案を図るため、ボルトやナットのゆるみ評価が行える実験室の設備強化を図り、 […]

トピックス

関連サイト