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東日製作所、ポカヨケトルクドライバを拡充
小ネジの締め忘れ防止
東日製作所(東京都大田区、03・3762・2452)は小ねじの締め忘れを防止するポカヨケトルクドライバのシリーズを拡充する。このほど新構造のマーキング方式を採用した製品や、無線式タイプを追加発売する。
新開発のマーキング式のトルクドライバ「MNTDシリーズ」は規定トルクに達すると小ねじの頭部に色を付け、マークの有無で締め忘れを防止する。これまではドライバで締めた後、色づけを行っていた2工程を一つの作業に集約できる。
設定トルクとマークの高さも調整でき、市販されている多くの小ねじに対応できる。また、同社によると「構造的には世界初で特許も出願済み」という。
無線式のトルクドライバ「RTDFH・RNTDFHシリーズ」6機種も追加発売する。これまでは日本の電波法にしか適合していなかったため、海外での使用は難しかった。今回はアメリカ、カナダ、メキシコ、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、台湾での使用を可能にしたほか、無線距離も2倍にした。
なお、両製品とも9月24日に発刊したカタログ「東日トルク機器総合製品案内」でも詳しく紹介されている。
日本産機新聞 平成27年(2015年)9月25日号
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