2026年10月5日(月)

大阪工機 18年4月社名をCominixに
希少金属販売、海外展開加速

 大阪工機(大阪市中央区、06・6765・8201)は2018年4月1日、社名をCominix(コミニックス)に変更する。海外展開を加速し、一方で近くレアメタルの販売を始める計画で、関西に根ざすイメージの「大阪」と工具専門商社を連想させる「工機」が業容にそぐわなくなるためという。

 Cominixは同社の取扱商品やサービスを総称する独自のブランド名で、海外の現地法人名にも用いている。柳川重昌社長は6月2日に開いた会見で「海外で活躍の場を増やし商品展開も広げるため、社名を変えることにした」と話した。

 同社はこのほど、2020年3月期に売上高288億円(2017年3月期比38%増)、営業利益13.9億円(同2.6倍)を目指す新中期経営計画を策定。海外展開の強化は新中計を推進する事業の一環。現在、中国やタイ、インド、米国、メキシコなど世界8カ国で工具販売を展開しており、経済発展を背景に拡大する市場を開拓する。

 一方、レアメタル販売は、モンゴルなどのタングステンやモリブデンなどの販路開拓に取り組む。タングステンは中国に世界の埋蔵量の約90%があるといわれており、リスク分散のため新たな調達ルートを探すユーザーのニーズに応える。

 また、今期中にも名古屋に物流センターを新設することも発表した。中部地方の機械工具流通の特性に合わせて、名古屋市街の中心地に開設するという。物流センターの開設やレアメタル販売を開始する時期は明確にしていない。

日本産機新聞 平成29年(2017年)6月15日号

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