2025年9月1日(月)

吉岡興業 営業トークバトル「トーキングダウン3」を開催

優勝は金沢機工・宮田氏

吉岡興業(神戸市兵庫区、078・579・1177)は7月25日、営業力を競い合う営業トークバトル「トーキングダウン3」を開催した。当日は、機械工具業界のメーカーと商社の垣根を越えた19社から30人の営業マンが参加。製品知識、提案力、トーク力を駆使しながら、自らの営業スキルを競い合った。

同イベントは、参加者が「脱炭素」または「生産性向上」をテーマに、自社で取り扱う製品・サービスを2分間でプレゼンし合う営業トークバトル。勝敗はトーナメント方式で進められ、審査員3名が判定を行う。

営業歴43年のベテランから3カ月の新人まで幅広いキャリアの参加者が集う中、優勝に輝いたのは金沢機工の宮田透氏。営業5年目で初出場ながら、堂々とした営業トークで5回戦を勝ち抜いた。宮田氏は「優勝できたことも嬉しいが、他の参加者の方の話にすごい刺激を受けた。同じ商材でも違う切り口があるんだと勉強させていただいた。参加できて良かったです」と振り返った。

優勝の金沢機工 宮田透氏

準優勝には匠製作所の向井孝徳氏(営業歴1年)、奨励賞には準決勝まで進出した北星社の小嶋佑奈氏(営業歴6年)が選出された。いずれもユニークな語り口で会場を大いに沸かせ、3人にはそれぞれ賞金が贈られた。

主催を務めた吉岡興業の吉岡洋明社長は「年々、大会のレベルが上がってきている。今日の闘いを見て営業に年齢や性別は関係ない、大事なのは年数よりも練習だということを感じた。それと人間力。次回以降も参加者を増やして、開催規模をさらに大きくしていきたい」と語った。

吉岡洋明社長

閉会後には懇親会も開かれ、参加者達はお互いの健闘を称え合い、食事を楽しんだ。

今回の模様は吉岡興業の公式ユーチューブチャンネルにて公開される。第4回大会は、来年の夏に開催を予定している。

19社から30人が参加した

日本産機新聞2025年8月20日号

[ ニュース ][ 商社 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

パル・ミートと日新電機 労働安全に取り組む製造現場【特集:提案広がる労働安全】 

今回の特集は「提案広がる労働安全」。労働災害はすべての現場で発生する可能性があり、ほんのわずかなきっかけが死亡事故や休業災害につながることもある。そこで本特集では実際の製造現場に焦点を当て、精肉加工を手がけるパルミート( […]

ユアサ商事 機電本部 碓井  利宏本部長に聞く労働安全市場の展望【特集:提案広がる労働安全】

商品や提案の幅広がる/安全対策への投資意欲強く 「労働安全に関する需要は年々高まっている」。そう話すのはユアサ商事で、工具や安全対策商品を扱う機電本部の碓井利宏本部長。背景にはデジタル技術の革新による提案商材の拡大や、ユ […]

労働安全に貢献する注目3社の製品【特集:提案広がる労働安全】

日本レヂボン「貼るだけでスリップ事故防止」 「ノンスリップテ—プ」は、階段や倉庫、製造現場の機械周辺の足場、浴槽周りの床などに貼りつけておくことで、床が滑りにくくなりスリップ転倒事故を防げる。テープを貼るだけの簡単な作業 […]

トピックス

関連サイト